まだ、日中というのに浅草は、花火大会の影響で
やたらと浴衣の若者の姿が目立った。
日本人はやっぱり日本人だね。と思いたいのだが
着慣れていないことは差し引いても、
「できれば、ブランド物は、あまり似合わないよ」と言いたくなる
おじさん心を抑えるのに精一杯。
お店もそれなりに活気があって楽しい。
お客様と応対している最中に
Sさんの来訪があった。
「はい」と渡された
誕生日をすっかり忘れていた。
いつも子供の誕生日のおまけだった僕の記念日は
いつの間にか埋もれてしまっていた。
「仙太郎」初めて聞く和菓子屋だった。
あんこマンのこの僕も知らなかった。
小豆が活き活きしているんだよね。
え!わかるのかって?それくらいわかるさ…
一緒にいただいた小雑誌
「菓子屋のごたく」はさらに、嬉しかった。
自社製品の目録程度のものと、さらっと目をとおしていると
これが、なかなかどうして、職人気質を絵に描いたような内容だった。
どっちでもいい
表示に頼るな!
清貧 ・・・etc
道義書のような内容に、これが目録?
と思える貴重な(僕には)本だった。
いつかほんの主に会えるだろうか。
縁をいただいたSさんに感謝。