創作地蔵菩薩

大好きな地蔵菩薩
淡彩色、錐金を施して品よく仕上がっている。

けれどバランスのよさが真骨頂と思っている。

また手放したくない病が顔を出している。

「執着」とも言われるけれど…
わかって欲しいだけなのだ。

わからない人のもとには、お嫁に行ってほしくないだけ^^;



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浅草の今日の空

盆の入りが目の前と言うのに…
台風まで近づいています。

ぽつんぽつんきてますね。



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記憶

四万六千日の最中は、毎年めったに会えない方との出逢いがある。
あまりに自然な成り行きで再開するので、
いつも不思議な感覚でならない。

混雑していた店内に背を向けて、
懸命に作業中、視線を後ろに感じた。

振り返ると、そこに、女性が作業を覗き込むように立っていた。

瞬間、あ!と思い出す。

名前こそ出てこなかったけれど、
以前、カナダに移るということで、
向うで切れて困ることのないようにと、ブレスのゴムを強化したのだ。

話をすると、「あれから15年ね」と言われる。
15年?

昨日のように感じる。
ヒューっと当時に戻ってしまったのだ。

次々に会話の内容が思い出された。

最近は10歩歩いたら、何しに動いたのか忘れてしまうと言うのに…

ぼくの記憶の装置は一体どうなっているのだろう。

四万6千日が終わったとたんに大雨警報。

雲の状態も重いねえ。

伝える。

お客様との会話。

ほおずき市ということで
昼間からお酒が入り、ほろ酔い気分でご来店される。

ぼくは、念珠の製作をしていたので、
手が離せなかった。
お客様の独り言が聞くともなしに耳に入る。

値付け前に仮置きしてある念珠を手に取りながら、
「これいいなあ。でも俺なんかダメなんだよなあ…」
「まだ早いんだろうなあ…」

何がだめだというんだろうか。
何が早いと言うのだろうか。

不思議に思い、製作を中断し、

「どうされました?」

と、たずねてみた。

前にこれはいいと思い、買おうとしたら、

「お客様には、早すぎますよ」と言われたのだという。

「早い!」(何が早いと言うのか…)

気を取り直して別のを手に取ったら、

「なんとか菩提樹っていうのだったけど…」
また、店の主人らしき人に、

「それはお寺様の使うものだ。在家は使わない」と断られたという。
どうでもよくなって、置いてその店を飛び出てしまったという。

「尊い人が使うもので、俺なんかが持てるものじゃない」

お寺用と在家用が歴然とあると刷り込まれた感じだ。

(あっちゃー。誰だよそんな事言ったのは)

念珠を持つのに、寺も在家もあるのかね。
逆に問いかけたくなった。

京都を旅したとき、記念に買おうと仏具店に入り
言われたのだと意気消沈気味に教えてくれた。
(うちじゃなくてよかった)

お客様には、仏教のプロもいれば、
馴染みのない方もいらっしゃる。

どう伝えるかは、プロとして、
心を砕いて伝える義務があるのだと思う。

人の振り見て・・・
だなあ。

ほおずき市最終日

今日はほおずき市、二日目。
ちょっと空模様が、きびしそう…

今朝の6時。
朝早くからもうお守りを求めに人の出は早い。

ちなみに普段は開いてません。

雷除けが有名なんだよね。

避難民キャンプみたいだけど、全てほおずきの店です。

想い出す研究心

古い画像をひっくり返し眺めていると
紐組の研究画像がゴロゴロ出てきた。

ずいぶんやってたんだなあ…

変わった組み方を見つけると買ってきて
解いてみて、写真を撮って覚えていた。

最近少しさぼりり気味かな…