ほおずき市

浅草は、ほおずき市

本来、四万六千日の観音様のご縁日に市がたったことが
そもそもなのだから、
本来なら四万六千日を知らずして、
ほおずき市を語るなかれなのだ。

朝の市もいいけれど、
夜店の市がなおいっそう、情緒のある風景となる。

TP(ターニングポイント)

TPとは、測量用語だ。
始点から終点へ測量するとき、一方通行では終わらない。

必ず、往路が正しく測量されたかチェックのために、同じ路線を往復する。
往路から、復路に変わる一点を「TP」と野帳に書き込むのだ。

ぼくの人生では、いつも7月というと、
何か起きる月なのである。

ぼくにとって「ご縁月」とでも言うのだろうか。
7月と10月に離合集散が間違いなく待っている。

だから、その前月になると、若干緊張している。

商人なら、2月、6月は儲からない月というのが定番だが
ここ浅草では、不思議と出逢いが多くあまり当てはまらない。
これも観音様のおかげなのだろう。
だから、6月は売り上げのことで心配するよりも、
7月は何かありはしないかと心配する。

考えると、
父と、友人と、恩師との離別の最も多い月。
考えると次々に思い浮かんでくる。

過去を見透かせる人に言わせれば、
「あんたの先祖と関わりがあるんだよ」
などと、見てきたように説明される。

人に言われて、「はいそうですか」と思わないへそ曲がりが、
疑う心も起こさず、意外なほど腑に落ちてしまうから、
案外素直な性格だと我ながら思う。

人生を変えるほどのきっかけが、
ほぼこの月に集中してきたのだから、
信じたくなくても結果が続いていくと、
心のスイッチはONになっているのだろう。
まあ許して欲しい。

人生の出発点もこの月なのだ。

仲見世

そういえば、仲見世通りで最後までアーケードのなかった
伝法院前にアーケードがつきました

可動式だから晴れている日は、お日様を見ながら
雨の日は、濡れずに買い物ができるようになるのですね。

いいなあ。
うちの通りにも欲しいなあ。

伝法院が出たついでに…

夜の伝法院通り。仲見世側から。

結構雰囲気があります。
その先のフラワー通りもきれいになったから、
ロックスまでの道すがらは、
いいプロムナードになりました。

13:10

まだ、都営浅草線は動きません。
案の定、お客さんの足は、さっぱりなのだ。

エ~ン、何とかしてよ。

ガーン

朝、店に来てみると…
都営地下鉄の出口に張り紙

な・な・なんと!
朝顔市の当日と言うのに…
東京マラソンの二の舞…

嗚呼、如何になるや…

まあ、騒いでもどうもならないないけどね。

谷中五重塔

ネット仲間が入谷のあさがお市を見ながら店で合流し、
木馬館に出かけて行った。

「入谷」と聞いて、数日前の新聞の記事を思い出した。

台東区長の質疑応答が直近の区議会でなされた。

質疑応答の中に、幸田露伴の小説「五重塔」の舞台にもなった、
谷中五重塔を再建したいと、
都に働きかける旨を約束したのだ。

できればいままでにない快挙だ。
消失したのが1957年だから、燃えてなくなって50年ということだ。

よく今まで再建されなかったものだと、
違った意味で感心する。

できるといいなあ。

明治維新の上の野山の戦争にも、
関東大震災にも、
東京大空襲からも難を逃れた国宝の塔が、

男女の恋の道連れで心中の舞台になろうとは、
古人は夢にだに思わなかっただろう。

また、その谷中五重の塔のことを調べているうちに、
脱線し、こんな面白い記事を見つけ、
読みふけってしまった。

http://www.habutae.jp/event/event_1.html 谷中善性寺そばの羽二重団子の翁が書き綴った根岸の里の話だ。

残念ながら、じっくりと谷中を散策した試しはないのだけれど、
谷根千(谷中・根岸・千駄木)は、寺町浅草を知る上でいつも参考にしてきた。
じっくり読むと江戸の風景が自然と鳥瞰される。
また妄想・瞑想(迷走)の世界となってしまった。

今寝たら、江戸浅草の夢を見れるかしらん。

できたのはいいけれど…

待ちに待った、納骨式地蔵菩薩。

箱を開けてビックリ!

ワ~ン・・・違うようううぅぅぅ。

考えていた仕様が、ちゃいまっせ。
どうしよう。時間がないって言うのに。
彫りはいいけどね。

今日は、踏んだり蹴ったり。
まあ晴れの日もあれば、曇りもありか・・・

曇りい!

空梅雨から一変して、梅雨らしくなったはいいけれど

九州は大大雨。
大変だなあ…上さんの故郷の家は大丈夫か…

浅草も前線の余波で垂れ込めています。
墨流しのような雲です。

けど、活気!