舌をまく

お客様のMさん作、念珠直し読本。
ぼくが「こうやって、ああやって直すんですよ」と説明したことを
逐一記憶されていて、海外にいる同門の修行者のために
お直しセットを作ってしまった。

元来、英語に堪能な方だからちょちょいのちょいっという感じで
簡単にこさえたかと聞くと、
「いやいや結構こういう翻訳はめんどくさかった」と、同情を求められた。

「それは大変でしたね」と見え透いた反応をし、
ありがたく試作品を頂戴した。

これで海外の仏教者の方に
こうやるんですよと念珠作りを気安く説明できると言うものである。

あ。その前に読まないといけなかった・・・

25年ぶりに友人とひょんな所で再会した。

実はトイレに入りながら、彼のことを思い出していたのだ。
恩もあるのに挨拶一つしていない。

何かのつてを使って近々調べてみよう・・・

と思い立って、後ろで順番待ちしている気配に気遣い、
早々に切り上げ、どうぞと交代しようとした。

何の気なしにその顔を見た。
血の気が引いた・・・いや、狂喜した。
その本人が立っていたのだ。

何故?
なんて全く思わない。

やあー・・・言葉にならなかった。
握手を交わし、近況を伝えた。
世話になった彼のお母さんは亡くなっていた。仕事も替えていた。
すっかり様相は変化してしまったが、時の経過もすっかり忘れ
白髪が多くなったことも、形容しがたい身体的変化も目には入らなかった。
25年前にすでに飛んでいた。

縁とはこんなものか・・・

表情がみんな違うのです

材質はつげ材を使用。

手彫りなので、一玉づつ全く表情が異なる。
デフォルメされたものもあれば、妙にリアルだったりも

これがいい。

燕の巣

以前・・・
雷門に渡ろうとするといつもツバメが飛んでいた。
子供に餌を与える為にどこからか餌になる虫を捕まえて
ピーピーとうるさいくらいに騒いでいたのに・・・

どこに行っっちゃったんだろう。

青葉

八重桜の花吹雪


文字通りピンクの雪が積もって地吹雪をしていた。
とうとう青葉の季節のようだ。

いつのまにか青葉の川沿いに・・・