沈黙

沈黙の日本。
避けたい日本。

全国には流れなかったけれど、
関西ではこういう放送もあったんだ・・・

書いてる人が慈愛心。

十年来お付き合いしていただいているkさんに頂戴した。

TONはすこぶる気に入っている。
ご本人は80の齢をとうに超えているが

足の速さと、肝っ玉には誰もが圧倒される。

そのkさんが心をこめて描いてくださった。

心が伝わってくるのである。

写経

 写経の日

写経会も雨の影響で大変でした。
なんたってお年寄りが多いですからね。

そんな中、初めに教室にたどり着いた方は、
89歳のおばあちゃん。

傘を杖にして、強風の中体を支えながら、
一歩一歩確かめながら歩いてこられました。

頭が下がりました。

大風の花まつり

ぶ~らぶら
大提灯が揺れている!

花祭りにこれだけの雨はまだしも強風は記憶にない。
せっかくの御釈迦さまの誕生日というのに・・・
と思うか、

だから印象深くしてくれる為に
人の心に想い出深くしてくれるための天の配慮と思うか・・・

は、人それぞれの印象だろうとは思う、

けれど、すごい風だこと。

見ると聞くとジャ大違い

今年こそ巡礼に行くつもりなのだ。
その足に使うための自転車趣味を再開した。

実際に走ってみると期待と現実の間には、
予想以上のギャップがあることに気付いた。

まず操縦性への戸惑い。

二十歳過ぎに富士山の頂上から下った時以外は、
趣味の自転車でフラットのハンドルバーは使用したことがなかった。
マウンテンバイクのような横棒のハンドルだと姿勢が固定されてしまうのと
まともに振動を受けるから肩が凝ってしまうのである。

だから、ずーっとドロップハンドルだった。何の違和感もなく使用していた。

今回久しぶりに使うとドロップのハンドルが思いのほか扱いにくい。
姿勢も低い。あれ?こんなもんだっけ・・・

下りがおそろしく恐かった。これはショック。
スピードコントロールがうまくできなかったこともあるけど、
恐さ知らずの飛ばし屋は全くもって影を潜めてしまった。

単に不慣れと思えば思えなくもないが・・・。
しばらく乗っていれば慣れるだろうか。

柔軟性の欠如。
足をペダルに固定するためのトークリップというのがある。
ひも(ストラップ)でがっちり締めるのだが、
締めようと手を伸ばすとペダルに思うようにに手が届かない。
原の肉が深く影響している。

そして、肥えたわが身の現実。
写真に写ったわが身の姿の超かっこ悪さ。
え!何これと・・・ 絶句。

悪いことばかりでもなかった。
脚力。
30年まともに乗っていなかったのだから、長い坂は登れないだろうと諦めていた。
予想に反して、全く苦にならないむしろ楽しいくらいだった。
箱根越えはまだ無理とは思うが・・・

思うとするとでは大違い。
予想に反することばかり。

昔取ったきねづかというのは、話一割と考えるべきだと実感した。

玉突き

私事で経堂に出かけ、駅前に立っていると
[もしもし、TONさんですか?]
ん?

こんな所に知り合いはいないし・・・
大きなマスクをしているから目しか見えない。
でもどちらかでお見受けしたお顔のような・・・
あ!お客様のSさん・・・

「これから浅草に行こうと思っていたんですよ」

だって。
こういうこともあるのだ。

昼過ぎに戻り店に立っていると、
またもや見覚えのあるお顔。

「TONさんですよね?」
あ!S寺の・・・
お世話になったお寺様である。
しかも10年ぶりの再会。
こちらから訪ねることはあっても、来られるのは初めて。
たまたま浅草に足を伸ばしたら、
うちを見つけられたということで来店された。

もしSさんにお逢いしなければ
まだ経堂をうろうろしていただろう。

玉突きのように一つ一つの出来事が必然を生み出す。