地べたに生きる

最近、いつもお世話になっている尼様’sとお話をする機会に恵まれた。

いつも生きるヒントを何かしら置き土産にしてくださる。
だから一言一言が聞き逃せない。
長耳とならざるを得ない。

「坊主は地べたにいるのがいい」
いつも口癖にされている。
僕も真にそう思う。

これまたお世話になりっぱなしの師も同じ事を口にする。
師は文字通り地べたに生きて、耳塚鼻塚の霊を国家レベルで供養した。
ぼくの知るお坊さんは、みな地べたに生きる。

ふと思い出す事がある。

自分の人生の舵を大きく切るに及んだ原因が親友の自殺にあったことは
以前のTONちゃん日記で少し触れたことがある。
当時を振り返ると、「人生って?」を暗中模索、もがきにもがいた。
荒海の中の小船のような大揺れの毎日。

もし地べたに生きる坊さんに巡り合えていたら、
一も二もなくその道にいただろうと思う。

縁あって仏具業界の中に身を置くようになったけれど

ただ気持ちは当時となんら変わらない。

だから心ある方と話す中で、もし初心に響かなくなったときは、
そろそろ交代のときかなと思っている。

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