もう忘れてしまっていた。
オニキスの板に般若心経を彫りこんで、18金で装飾した。
随分前のだったと思うけれど、「ここで買ったのよ」と嬉しそうにおっしゃってくださると、嬉しいやら申し訳ないやら。
18金の引き輪がはずれてなかったので、その場で直した。
だんだん目が利かなくなってきたからちょっとつらい。
でもね、忘れずいてくださるんだから、ありがたい。
もう忘れてしまっていた。
オニキスの板に般若心経を彫りこんで、18金で装飾した。
随分前のだったと思うけれど、「ここで買ったのよ」と嬉しそうにおっしゃってくださると、嬉しいやら申し訳ないやら。
18金の引き輪がはずれてなかったので、その場で直した。
だんだん目が利かなくなってきたからちょっとつらい。
でもね、忘れずいてくださるんだから、ありがたい。
空っ風だけのビルの合間を通る風の冷たさは、骨身に沁みる冷たさを感じる。
雪が降ってきて積もってしまえば暖かく感じるのに。
けばけばしい町の様子もモノクロの世界になるのもおつなものだ。
けれど、その後がいや。
あ~あ。大人はいやだね。
子供ならば、ただワクワクするだけなのに。
降らなければ降らないで・・・
降ったら降ったで・・・
一心に喜べやしない。
昨夜は、コン畜生で目がさめたおかげで、小浜・・・おっと、オバマ大統領の就任演説を聴くことができた。
すばらしい演説だった。歴史を背負う責任を感じる演説だった。
この頃すっかり夜中の仕事は弱くなってしまい、家族の者にも呆れられるほどで、夕食をとるかとらぬかでもう瞼が降り始め、寝ない寝ないと撃沈する。
最近はすっかりこのパターンだから癒えに帰ってからは何もできないでいる。
例によって本日もその前例に沿って転がってしまった。
なのに何故この時間にパソコンの前に座っているのか・・・
熟睡の最中に妨害があったゆえに他ならない。
何やら例によって支離滅裂な夢を見て一段落ついた頃、若干眠りが浅くなってきた。
隣の部屋で子供がipodでフンフン歌っているのが聞こえる。
こんな夜中にまだ起きてんのかと思いながらも、それとはなしに子守唄がわりに聞いていた。
そのうち、歌とは違う声が混じっているのに気が付いた。
「じゅず・・・」
じゅず?
そう心の中で問いかけなおすと、「じゅず・・・じゅず」
はっきりとした口調でくり返す。
がばっと起きて、子供部屋をがラッと開けて、
歌っている子供に問いただした。
「今お数珠って誰か言った?」
急に声をかけられて子供もギョ。である。
キョトンとしている。
聞こえなかったと言う。
お数珠やだからといって夜は売っていませんって。
念珠造りに疲れた上さんの寝言と信じよう。
(でも我が家では念珠とは言うけど数珠とは言わないんだよなあ・・・)
グラデーションの仕方を変更しました。
二つ折りにした常態でグラデーションがかかるように。
いつもの携帯電話が壊れてしまったら、何とも不便で仕方がない。
携帯ならそのまま画像を送ればよかったのだから・・・
今日は一日曇り空。
晴れているほうがいいなあ。
夢を見た。
とあるガレージにいた。
ガレージと言っても、そこは若者の溜まり場だった。
それぞれポンコツのような愛車を後生大切に多くの若者がチューンナップしている。
ボアアップしたりキャブレターをいじったり、足回りを強化したりと余念がない。
それもそのはず、その愛車を駆って同じ敷地にあるレース場で勝負をするのだ。
勝ち残ってのし上がり、名をあげようとするハングリーな集まりなのだ。
二十歳そこそこの若者ばかりだった。
そんな中に見るからにローとルの僕がいた。
何故そこにいるのかわからないが、燃えていた。
しかし、反町隆史風のボスはロートルの僕に冷たい。
「まだあいついるのか」露骨に顔に出す。
今の大企業にありがちな、いじめをする。
「今日の作業終わりました。帰ります」
挨拶をして部屋を出ようとすると、
「ご苦労さん。まだ来るの」
「はい。完成してませんから」にこっと微笑んでドアを閉める。
「コン畜生!負けて堪るか!」
心に秘めて出て行くのだった。
目が覚めた。
何でこんな夢見たのかな。
まだまだ負けじ魂が燃えているようである。
おかげで大統領就任式のライブを観ることができた。
1019hPa
店頭に立つ小僧の念珠が切れた。
指折り考えてみると、10年。
腕に付けてあげてちょうど一昔たっていた。
1~2日前に見たときは、誰かに引っ張られたのか
だいぶ中糸が伸びて玉が宙ぶらりんになっていた。
昨日くらいにぷっつりと切れたようだ。
「ようだ」と曖昧なのは、ぼくは見ていないからである。
今日、直し念珠がストックされるケースを調べていると、
どこかで見た事のある玉が届いていた。
「なるべく早く直してください。
小僧より。」
お!
小僧さんからの手紙が添えられていた。
1018hPa