吾妻橋から見る浅草の表情って、
空が高くてちょっとホッとする。
少し浅草っ子になってきたかな。
とも思う。
けど、僕は生涯浜っ子さ。
どうでもいいけどね。
ちなみに浅草への墨田区側からの玄関口吾妻橋は、江戸時代からの橋で三代目になる。
江戸時代はもちろん木橋として架けられており、小舟の渡しでの時代、数少ない地続きの交通手段だったのだ。
吾妻橋は面白いことに、官橋つまりお上が架けた橋ではなく、民間の力で架けた橋であった。
ゆえに橋のたもとにて通行料を徴収していた。
浅草寺が民衆の力で盛隆を誇った奇異な寺ということを考えると、民の橋、吾妻橋も浅草らしいといえるのではないかと思えてならない。