四国霊場会の先達の方の注文品。
錫杖本体は霊場会の尺上についていたもともとのもの。
欅の錫杖の棒を指定寸法に切り出して本摺り漆。
盛り上げの漆手法で文字書き。
金文字もただの粉蒔きではなく赤金を調合してもらい書いている。
しばらくは金色も梵字の赤も落ち着かないけれど、日がたつにつれて、奥行きが出て、凄みを増してくる。
ずいぶん贅沢な・・・と今の時代では思われるかもしれないが、法具としてはこれが当たり前の手間なのだと思う。
四国霊場会の先達の方の注文品。
錫杖本体は霊場会の尺上についていたもともとのもの。
欅の錫杖の棒を指定寸法に切り出して本摺り漆。
盛り上げの漆手法で文字書き。
金文字もただの粉蒔きではなく赤金を調合してもらい書いている。
しばらくは金色も梵字の赤も落ち着かないけれど、日がたつにつれて、奥行きが出て、凄みを増してくる。
ずいぶん贅沢な・・・と今の時代では思われるかもしれないが、法具としてはこれが当たり前の手間なのだと思う。
特注で製作していただけるのですか?私は醍醐寺の末で住職を任されておる者です。
錫杖本体(金属部分)は既成のものですが、杖の太さ、長さ、仕上げ方法など個人的嗜好要素がありますので、杖部分は製作させていただくことがございます。
素材は欅ですが、木材の持ち込みがあればそれでお作りさせていただきます。