せいろがん・・・昭和の記憶

朝、TON店長はおなかが下った。
たいへんな急降下ものだった。

お食事中の方がいらしたらごめんなさい。
そこで正露丸を久しぶりに薬箱の奥の方から探し出し飲むことにした。
鼻につく匂い。相変わらずのクレオソートの匂いだ。
若い人はもしかしたら呑むことなどできないのではないか・・・

考えると、正露丸は子供時代、手放せない存在だった。
なんてったって、昭和の時代の万能薬だったもの。

おなかが下れば正露丸。車や汽車酔いにも正露丸。
当時は寝冷えと言う言葉がまだよく使われていたような気もする。
(今はあまり耳にしないなあ)ちょっと調子がおかしければ、
「正露丸のんどきなー」
家庭の特効薬であり頼るべき存在だった。

胃腸のことは何がなんでも正露丸に行きつくことになっていた。
そのせいかこのクレオソートの独特の匂いがいつも生活の中に漂っていた。

ラッパのマークには大変お世話になった。

そのクレオソートが体に良くないのだとか、まことしやかな噂が流れた時期もあった。
けど、あの根拠はどうだったのだろうかな。

クレオソートの匂いにパブロフの犬(ブタ)状態のTON店長は、
匂いを嗅ぐだけで、おなかの中が固まりそうな気がするのだからたいしたものだと思う。

事実、もう調子はよくなりかけている。

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