主戻る


ようやく二天門に主が戻ってこられた。

やはりここにおられないとね。


風の強さに花びらは散っている。
急な温度上昇にジョグの足も怠慢になりやすい。

上を向いて走る。
桜街道。桜のトンネルのようで楽しくなる。

桜見に奇声をはっていたのはいつの頃だったろう。
酒を飲まなくなって久しいが、朝の桜走りは夜桜に巻けず劣らず気持ちのよいものだ。