僕の絶景地点


今日の朝ジョグは南千住の水神橋まで。
初めてここまで走ったときに受けた感動は並々ならぬものだったけれど、
今も同じ感動を与えてくれる。

スカイツリー熱がマスコミの影響もあって拍車がかかっているけれど、そんなものどうでもいい。
気に入ったポイントを通過する事が走る力になればいいのだから。

ごみごみと下町情緒たっぷり、ねこの多かった南千住汐入地区は見事に高層ビル群の乱立するサンシャイン地区に生まれ変わってしまったが他から足を伸ばすだけの者にとっては、すばらしく開放感のある癒し空間に思えるのだ。

とにかく論より証拠。

走ってみれば一番よくわかる。

ねこ

白髭橋をさらに上流に走ると、とたんに様相が変化する。
墨田区側、つまり隅田川の左岸側の堤防沿いを上流に向かって走ると、明治通りまではジョギングコースが比較的整っている。

通りをこえると、そこは高速道路下の管理道路の様相が巾を利かせてくるので、走る人の影はほとんど見ない。

川向う、つまり右岸側の汐入地区のすんばらしく整えられているジョギングコースとは対照的に素朴さを残している。

TON的にはどちらも好きな道なのだが。

そんな場所にはブルーテントの人々がもう一歩りっぱな邸宅を構え生活している。

5、6匹の猫が日向ぼっこをしていた邸宅の主と猫談義をした。
彼と同居している猫たちのえさは大変なのだとか。自分さえ食うのにせいっぱいなのに・・・

「猫はね何匹いても共闘は組まないんだよ」
「敵が来ても一匹で対決する・・・」

まだまだ話したかったが、汗にまみれた体が冷えてきてしまったので、笑顔の彼とはばいばいし先を急いだ。