趣味の世界も兼ねているかな

入っちゃうのですが・・・

いつも行きつけのシルバーの取引先に雨の中自転車で出かけました。
ぱらぱら程度の雨なら大丈夫。

新しい商品ができましたとの電話に誘われたのです。

幸い濡れずに到着。

早速拝見。
水晶のカバーがしてある登り龍のペンダントへッド。

裏には八葉蓮華の梵字を刻しています。

精算している間に店内を物色しているとふと目に付いたのが、この一品。

今まで結構自転車の小物は目にしてきたけれど、実に精巧にできている。
これね、ハンドルもペダルも可動するんです。

生意気にブレーキワイヤーまで再現しているの。


もちろん日本人の職人の手になる逸品です。

これはタイピンだけど、カフスやネックレスにもなるんだって。

雨のお彼岸

せっかくのお彼岸なのに雨。

しかもゲリラ豪雨かと思わせるような叩きつける雨が突然襲う。

寺の多い西浅草や元浅草を自転車で通ると、
仏前に供えるのだろう生花を手にしたご老人が雨宿りをしながら空を恨めしげに見つめているのが印象的だった。

まだ父親の墓が小平にあったころ、毎年この時期は、高田馬場から西武線に乗って花小金井まで通い続けた。

母がいけないときでも、姉と二人で冒険心を奮い立たせて通ったものだ。

何度通ったか知れない墓参りの道中。
すがすがしい秋空は記憶にあっても、雨の墓参りは覚えていない。

雨に祟られたのは、墓参りを終えて帰る間際、花小金井の駅の手前での通り雨一度だけだ。

今にして思えば、そそくさと帰る我々に草葉の陰の父親が「もう帰ってしまうのか」と嘆いたような気もする。

こんなゲリラ豪雨の秋彼岸。
なんだろう。
「墓参りなんかに行くな」と言っているわけじゃあるまいしな。

なかともくん命名

弁士のにいちゃんがPOPを作ってくれました。

なかともくんになりました。

いつまでも小僧さんじゃかわいそうだもんね。ぼく。

認知症テスト

朝の情報番組で認知症の特集やっていた。

自分の周りにも、
「え!あの人が・・・」と思えるほどに身近になってしまった。

歳が重ねれば、おのずと同世代にもその傾向は顕著になるだろうことは、ある程度わきまえているつもりではあっても、実際に同世代に発症例があったと伝え聞くといささかショックではある。

それにしても糖尿病とガンと認知症がこんなに身近になるとは考えてもいなかった。
が事実だ。

そういう自分はどうなんだろうと思うに、
人の名前が顔と一致しないなんてのは日常茶飯事だし、

用事があって席を立って目的地まで移動すると、肝心の用件を忘れて「あれ?なんだったっけ」となって、元の位置まで引き返すなんてこともわりにある。

夫婦の会話でも「あれそれどれこれ」ですまされてしまうほど固有名詞の数が少なくなったこと。
長年連れ添った夫婦だから阿吽の呼吸で良いのだと思いたいが、「睦まじさ」とは違う次元で考えさせられることもしばしばである。

情報番組の内容にもどると、認知症予備軍を見つけ出すテストがあるという。
それは、「最近のニュース」を問いかけることなのだそうだ。

専門医の話では、以前は認知症を調べる方法として多項目を書き出すチェックシートを利用してしたというが、時間もかかるし、チェックシートの結果が、現状とそぐわないということが生じて、試行錯誤の末この結論を得たのだという。

それがこの問いかけなのだそうだ。

予備軍とおぼしき人の90%がこの「最近のニュース」という問いに答えられないのだと言う。

答えに窮すると「時間がなくてニュースは見ていません」
という理由を言う者もあるそうで、「忙しい」を理由としてこじつけることと考えられるのだそうだ。

社会に、外向きに対し関心さえあれば、ニュースの一つも耳に入らないなどチョット考えられないものな。

外部への問題意識が薄くなることが要注意信号なのかもしれない。

何にでも好奇心を持っていられるTONはまだ大丈夫ということだろうか。

有り余る好奇心も困りものではあるが・・・