浅草のそら
浅草のそら
浅草のそら
浅草のそら
浅草のそら
形見
時々修理に持ち込まれるのだが、同じお客様からというのではなく、各方面から持ち込まれることを考え合わせると、昔、女性用の念珠として流行ったのかもしれない。
黒い部分は今ならさしずめオニキスということなのだろうが、これは黒曜石をみかん玉に挽いたもので、手作業で磨いた痕跡がありありで、一つとして同じ玉が見当たらない。
それに赤珊瑚の二天、興味のそそる真鍮のボサ玉 etc.etc.
房は一つ。
当時としては結構な値段だったのだろうと思う。
それだけに、お嫁さんや娘への形見として伝えられたのだろう。
ということで、原型のイメージを損なうことなく、玉数の間違いも正して、房も作ることとなった。
最後に房を切り揃えれば終了。
浅草のそら
いつまでできるかな・・・
サーマインド。
老山白檀のプレートに浅草の観音様を彫り込んで腕輪に組み込んでの企画はずいぶん以前の創作。
全然古さは感じない。
むしろパワーストーン全盛の(少し下り気味かな)今だからあえて木製がいい。
完全手彫りのプレートだから、皆お姿が異なる。
TONの好きな一点だ。
ただ、彫れる人が難しくなってしまった。
プレートがなくなったらどうしよう・・・か。頭が痛い。