お坊さんのお袈裟に使う生地は相当手の込んだ、正絹生地を織って手縫いされるのだが、どうしても端切れが生じてしまう。何百万もするお袈裟に仕上がる綴れやはぶたいの裂を念珠袋に仕上げて欲しいと大きめのものを仕立ててくれた。
予想通り趣のある仕上がりになっていた。座具形式なので不用意に中身を落とさないために中紐付きなのだが、どこかで見た寸法だなぁ・・・、どこかで・・・もしかしたら、あれ?!
納経帳!!!
で、恐る恐る口に当ててみた。
ぴったり!
しかも正絹地は締りがいい。
今まで人絹の納経帳入れで2500円相当するけど、正絹で1000円アップ。念珠入れと思っていたけど、この使い方はグーではないだろうかと、TONは思ったわけです。
じつは手織りの1万円以上する生地もこのシリーズの中にはあるのです。実は。
そこはそれ、同じ柄ものは作れませんということでこの価格で落ち着きました。
しかし・・・お坊さんって、高いお袈裟をつけているんだなぁ・・・