柳橋界隈

早朝、、、といっても最近は日が昇ってからでないと表に出なくなっちゃったけど朝ラン(ただいま故障中である気が70%)に出かけるのが日課。

今日はいつもの北巡りを気分転換に南巡りに変更。腰に来ていなければ新大橋の方まで行きたいのだけど、両国橋まででUターンとなった。

柳橋周辺はTONの好きな風情を今なお漂わせている界隈だ。もう花柳界はなくなってしまったけれど、柳橋芸者がお参りしていたお稲荷さんがビルの谷間にポツリんと残り御影石の玉垣に彫り込む文字を目で追うと、花柳界華やかなりしころの当時を彷彿とさせられる。

柳橋物語に勝手な幻想を抱いて初めて近代の柳橋を見つけた時の驚きは大きいものだった。

けどそこからの眺めは、国際都市TOKIOとは思えない風情ある光景であることも確かなのだ。

隅田川テラスがここまで出来上がっていた。しばらく来ない間に随分変わった。

両国橋は、りょうごくはしと読む。濁らないのだ。但しりょうこくではないことを念のため。

ゆりかもめが全然いなかった。代わりにガーガーでかい声で鳴くかもかな。。。雰囲気を壊す。

ご存知両国駅前の力士像。いつか持って行かれやしないかと余計な心配。

両国駅から50歩(足の短いTONは100歩)で国技館。を過ぎれば江戸博の裏手をかすめながら安田庭園の入口を右に曲がる。適当にカーブしている遊歩道が気持ちいい。

正面には東京慰霊堂を望む。

東京に来たばかりの頃は、こんな時間でもどことなく不気味で仕方がなかったものだが。。。
横網公園というだけに公園ぽい。
記念館のまわりは銀杏の落葉で美しい散歩道。

素敵な遊歩道としか見受けられません。

建物脇に展示されている鉄塊に気づきそれが何かを理解しなければ。

車の残骸です
釘の塊です。溶けて固まったんですね。

横浜の実家にいるとき、小学校時代にその存在を知って大人になったら絶対に行ってみたいと思いつつも横浜を離れる気持ちのなかったTONが東京住まいになるわ、住処が慰霊堂の至近距離という立地に住み着くのだから、どうしようもなく縁があったなだろうなと思うしか言いようがないよね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です