1日。
写経の日でもあったのだけれど、人に頼んで靖国神社に走る。
九段下の地下鉄出口から表に出ると、
青葉に溢れている大鳥居が目に付いた。
新芽の青い匂いは、
若いときはいやでしょうがなかったけれど、
今は、命の精気を感じて、なぜか力が出てくる。
もう桜も散って青葉が目にやさしい。
鳥居をくぐるとバスが10台以上留まっていた。
右翼の凱旋車にしてはおとなしいし、時期が違うなと思いつつ覗き込んで見ると、
「生長の家○○教会」遠いところは・・・オー。広島からの参拝だ。
忙しいとこぼしていても都内にいて、足をちょっと伸ばせば、
苦もなく来れる距離にいることは、なんと恵まれていることか。
浅草なんて近い近い。
今日の参拝記念は、乾菓子でした。
いつものように遊就館。
ちょうどパラオ展が開かれていた。
第一次大戦後31年間統治し、
教育や産業の振興に他の国に行なったように、
力を注いできたことも知らなかった。
国民の日本人への好感度は今でも高く、
その国旗やパラオ語になった日本語の多さにあらわれている。
約束、切手、電報、独立、恋人、寂しい、誕生日・・・etc
日本とパラオの関係がこれほど深いことをとを知らなかった。
浅学だなあ。ほんと。
見終わると、パラオに行きたくなっていた。単純な男。
駆け足で、見終わる。
飯田橋駅に向かう。
初めての道順で、方向音痴なので途中、地図を見い見い、
それでも見当ハズレになりながら歩く。
地図を見ると、○○坂というのがすこぶる多いことに気付かされた。
謂れを読みながら全部の坂を歩いてみたくなったが、ちょっとかなわない。
二合半坂を下りて富士見町をすり抜けて、駅に無事たどり着いた。