隅田川に架かる橋には魅力的なものが多い。
その中のひとつ厩橋は春日通を墨田区と台東区をつなぐ交通量の多い橋である。
昭和4年に震災復興事業のひとつとして架け替えられた。
江戸時代には民間で架けた木橋があったが、明治の世となり鉄橋に架け替えられそして現在の橋となり三代目。
三連のアーチは遠目に見ても、近寄って至近距離から見ても抜群に美しい。
3径間の下路式タイドアーチ橋(カーブ)ということになる。
このカーブが何ともいいんだよね。
無骨なリベットが時代を感じさせるのと、見事にきれいに打ち込んでいる職人技が日本の橋梁技術の高さと美意識がすばらしいと感じる。
隅田川に架かるこの橋梁群もひとつの文化遺産だと思う。
そういえば言問橋は文化財に指定するんじゃなかったっけ・・・