私めではありません・・・
靖国神社のけやき?かな。
樹齢150年と言うところ。
遊就館から駅に向かって歩いていると、神社の外柵間際に立っていた
どでかい木が切り倒されて枝を伐採されてあわれな姿をさらしていました。
見るとしっかりしていてまだまだ切り倒すのには惜しい大木。
神社でこんな神木のような大木を切り倒すのかいな?と不思議に思い職人に尋ねてみました。
「倒れちゃったんだよ」
数日前の強風で根こそぎ倒れたんだというのです。
根っこを見ると、道路側に向かって伸びていなければならない根が全くない。
神社の参道側にはしっかり伸びているようなのだけれど、反対側には数十センチ程度しか伸びていない。となれば、片方の風には強くても反対側から吹かれたらひとたまりもない。
民家側に倒れたら・・・
神社を取り巻く道路との堺にある塀にはりつくように植えられている木々は根が伸びれなかったのだろう。
都会の木々は可愛そうに。と思うと同時に、街路樹はみなこんな感じで生きているのかな。
空恐ろしさも感じた次第。
本殿近くの桜の木のねっこに感動してこんな写真を撮って
「花の咲かない寒い日は
下へ下へと
根を伸ばせ」とブログにアップしたばかりなのだった。
まさか数十歩先に根を広げられずに倒れし大木があろうとは
夢にだに思わなかった・・・