三開仏

三開仏を作りました。

イメージとは違うんだけど…


どうしようか。

八角形に仕上げてきてしまった。

変われば変わるもの

銀座線浅草駅、雷門方面に出ると、松屋側の賑わいと異なって
一見して方面的には吉なのに、寂しい限りのお粗末さがあった。

数年間にわたって工事中だった新仲見世直下の工事も終えて、
「行ってみた?きれいになったよ」の声を耳にしながらも、
足を向ける気にならなかった。

昨日は必然的に改札口から吐き出されて地下広場に足を向けた。
うら寂しかったコンコースが三社の神輿の展示場と化し、
浅草のイメージカラー、朱赤と黒にコーナーがセットされて
目を楽しませてくれる雰囲気作りがされていた。

例によって宮本の提供となる。

今日の空

今日は勉強会のため昼から汐留へ。

浅草の空よりさらに空が小さい。

そばで見ると大したビル郡だ。

異様なほどに膨張している。
このバブルがはじけるほどの天変地異の時には、
いったいどこに逃げればよいのだろう…

「凄い!」と、単純には感嘆符を打つ気にはなれなかった。

やっぱりエエなあ

じつに寒い。
北風が一日中吹きっぱなしだった。

けれど、いいこともあるんだよね。

空気を乾燥させてくれて、雲を吹き飛ばしてくれるから
見通しの良いこと!

この時間の日に照らされる隅田川の風情もおつなもの。

雲は実に不思議なものである。

つくづく面白い景色だ。
あと3年もすると、この光景の中に新東京タワーが仲間入りするのだ。

雲のプリズム効果だろうか、虹が見えるのだ。

灰なし香炉 ひいな香炉

紹介したい商品って結構あるんです。
なかなか更新が進まないまま、時期がずれてしまうことばかり…

ブログ上に線香紹介です。

こちらは、ついさっき試験入荷したばかり。
灰を使わないで、炭の熱を直接伝えるタイプの香炉。

同じメーカーのものしか使えないかが心配でしたが
玉初堂の割り炭も使用可能で安心しました。

これは、アイデア商品だと思いますね。

炭の熱がどの程度編に伝わるのか試してみる必要がありますが
銀葉を併用していけば、灰を山型に整えたり、起こしたりする手間がかからず、使いやすそうに思います。

炭を熾し、金具上におきます、

金網をかぶせ、火加減を見ながら
印香、練り香、香木を金網の上に置いて楽しみます。

(写真の印香は付属されています)

定価3780円炭・印香が付属

立ち話

二時間立ち話。

もとはと言えば、五重塔が発端だったのだけど、

話は、どんどん広がった。
お住まいの話。先祖供養にとにかくお金をかけた。
仕事は継続させるよりも廃業を選んだ。

早稲田と東大に受かったが性格に合った早稲田に行って、あとでばれて父親にこっぴどく叱られた。
特攻隊でゼロ戦で飛び立ちながらも、エンジン故障で途中で引き返し命拾いされた。

戦後はとにかく事業に没頭した。頑張った。
そして、
骨董蒐集にも熱をあげた・・・・・・

とにかく80を越えた御歳ながら、しゃきっとされていて
さすが、軍隊と剣道で鍛えた体は今なお現役なのだろう。
タチ仕事に慣れているはずの僕が足をぶらぶらする始末。

途中、食事に出た子が戻ってきて、なおも延々と話は続いた。

はて?何の話だったかな…

けれど、これだけは感動した。

母親の死に目に会えなかった。
仕事で出張していた為だった。
旅館で窓を開けていると火の玉が飛び込んで自分の周りを何度か回って
飛び出した。

同時間、母親は息を引取った。
(実は、ぼくの母も同じ体験をしていて、子供の頃よき聞かされたものだ)

霊を見る人に「左肩にあなたのお母さんがついて守ってくれている」と教えられてから
痛い所があると、左肩に手を当ててその手を患部に当てるようになった。
すると、嘘のように痛みが消えた。

80を越えてからも、同じことを行ったら直ったんだ。

くそ真面目に、しかも嬉しそうに話してくれるその顔には

この方にはお母さんが今も心に働きかけてくれているんだなあ。
強く印象に残った。

自分が同じ歳になったとき、こんな若造に同じことを口から吐露できるだろうか…
心に問いかけてしまった。

天台宗黒檀素引き 

きれいな黒檀。
一時期真っ黒な黒檀が手に入らなくなって仏壇がつくれなくなったけれど、
念珠の玉程度はまだ可能のようだ。

それにしてもきれいな木肌だ。