僕へのごほうび

というのは、冗談なのだが・・・
平玉は自分の腕に留まっていた事がない。

生命樹も右に同じだ。
製作依頼は、よくあるのに、
触感を自分が知らないのは情けない。

ということで、こうなった。

彫り玉も使用していくとどうなるか、
その状態の変化を調べたいのと、

まあ…何より、龍が好きであることに他ならず、
ということで制作してみました。

親玉には、竜彫り14mm玉を使用し、
6mm玉に梵字の大日如来を二天に使用。
いずれも本水晶。
主玉は、生命樹の平玉54玉で仕立て。
ブラスト加工なので、龍も深く彫りこまれている。

(梵字はレーザー彫り)

さて、ひと夏越えたら、どう変化するかな・・・
中糸に使用しているシリコンゴムの状態もどうなるものか、

楽しみです。

ローズアメのみかん玉

新商品
ロ-ズアメジストながら、みかん玉


9×6㎜玉使用です。11000円

ルチールながら安価。

え!っという価格でできました。
今、高いですからね。
何本できるかな・・・


8㎜玉使用です。

ジンクス

無事、お仏壇の納品完了。
数日前の嵐がうそのよう。
晴れ渡り気持ちのよい納品日だった。

自慢じゃないのだが、
仏壇の納品時に雨に降られた経験は、一度たりともない。
仕事をはじめて四半世紀たつが、一度もである。

最近は、少なくなったけれど、
お仏壇を家に迎い入れる日には、
施主さんは、
山海の珍味を用意し、
赤飯を炊いて待ってくれたものだ。

我が家に仏様(本尊という意味での仏様)を迎い入れれた日。
という意味と、

今の自分を生み育んでくれた、
そして、護ってくれているご先祖様のお家が新築された。
という意味で、本当にめでたい日なのだ。

今を生きる自分たちの家を新築するときですら、

酒宴をもうけて祝うほど、めでたいのであるから、
ご先祖の家が新築されて、祝わない法はないだろう。

そんな大切な日が、お仏壇の納品という記念日なのである。
めでたい行事なのだから、雨もそのときは少し遠慮して、
お日様をにっこり出してくれるようにさえ思えてならないのである。

長雨の時期でも、台風の最中でも、幾度納品したかわからないが
ただの一度も雨具を用意したことはない。

台風の最中納めさせてもらったときは、家に着いたとたん日が差した。
風も止んでしまった。
そして、家にお仏壇を納めたとたん、
思い出したように雨はドッと振り出した。

台風の目に入ったんだと思えばそうなのであろう
が、それは結果論である。

それを計算し、目論んで出かけたわけではない。

単純に、ご先祖様が喜んでいるのさ。
と思うほうが、至極わかりやすいではないか。

できるだけ、ジンクスは切れないことを願っている。

天然石龍彫りストラップ

龍の彫りを10mmのトラメ石の玉に施しました。
飾り玉を使ってストラップに仕立てました。
けっこう迫力があって、開運のお守りらしいかな。

ジンクス

雨が断続的に続いている。
明日は、仏壇の納品が待っているのだが、
必ず晴れると信じている。

全く心配していないから、雨具の用意もしない。
少なくとも仏壇を家に納める時だけは止むだろう。

僕のジンクスは、20年破られていないのだ。
明日が楽しみだ。

紫陽花

浅草の空にもしっかりと入道雲が。
夏の空をイメージさせられる。

もう・・・
5月なのに。

墨田の花火を近所で見かけたのをきっかけに
公園内の紫陽花園が気になっていたのだけれど、

これを機会に足を向けてみた。

案の定、紫陽花の花はいっせいに咲きそろっていた
これもちょっと早いような・・・

気もするのだけれど。

ただし、単純に感動した・・・

さあどうだ

白檀のミニ観音
うちのオリジナルなのだ。
ようーーーーやく出来上がった。
と思ったら・・・

おやまあずいぶんできたのねえ。

愛染明王の香合仏 
こちらも珍しいでしょ。
全て手彫りです。

観音霊場軸の表装

百観音の霊場巡拝を無事満願ということで
表装にいらして下さった。

すでに10巡り目とのこと。
いやはや、徳を分けていただくことになった。

緞子(ドンス)の仕立に決定。
いつもなら、金襴の仏表装だけれど
すでに過去に何回も表装していて
飽きちゃったということ。

金糸を使うばかりが表装ではないものね。
ぐっとシックに出来上がるでしょう。
心して取り掛からねば。

こうしてお手伝いできることは嬉しいのだけど、
自分の足で巡礼に行けるのは、いったいいつのことやら・・・

讃祷歌

讃祈歌。

といっても知る人は、
よほど仏教歌に関心のある方くらいだろうか。

すでに、故人となられてしまったが、
真言宗智山派智韻寺住職の新堀智朝尼が
世に問うた仏教歌(その範疇にはおさまらないが)である。

新堀師とは、奇遇としか言いようのない出逢いから
ご縁をいただいて長いお付き合いをさせていただいた。

智韻寺がまだ寺として格付けされる前、
つまり代々木教会(真言宗)としてあった時代からの
細に渡って、支えてくださった恩師である。

今の浅草の店の開店した際に、祝福して
詠唱団の数名を引き連れて来られて、
讃祈歌を玄関口で詠唱してくださった。

ふっと旋律が口をついて出てくる。

 いとけなき子らに
 
 よみじを照らしつつ
 
 みてには乳(にゅう)び
 
 たれさせたもう
  
 南無観世音・・・・・
 
  オンアロリキャソワカ

 今日は父
 
 明日は母よと
 
 呼ぶ子らに慈悲の雨ふる
 
 晴れをまたなん
   ・・・・・・

新商品なのだ。

古来よりふくろうは、縁起のよい鳥として、
珍重されてきました。

農家の害獣であるねずみを退治するふくろうは、

福籠…福がこもると言う字を当てられるほど福の神なのです。
死角を持たないほどよく首が廻り、商売繁盛の意味を持ち、
賢者の鳥、豊かな人生のお守りとして珍重されました。

夜寝ない鳥ということで、受験生の必勝アイテムとしてのふくろう。

念珠になるとこうなりました。

二天を変えて、

希望の石、インド翡翠(アベンチュリン)。

心おだやか赤メノー。

冷静沈着な紫水晶。

深い愛の証の紅水晶。

と、4種類です。

これで彫石は、

梵字、
風水四神獣、
サッカーボール、
天使、
お地蔵さん、
それにこのふくろうと、

ずいぶん増えてしまいました(^^ ね。