
浅草のそら 最後の夏日?

重く垂れこめた雲というのか霧のような・・・
秋雨前線が南に降りてしまえばいいのに停滞してますからね。雨も降るのかな。
でも夏日になるとか。

スカイツリーの足元も見れない!ふ~む
勘違いにも程がある・・・
奥で作業をしていると、
「かぃこう」を焚きたいので。
と店の子がお客様から質問されている・・・
TONは不思議に思った次第。
貝甲なんて香りの保香材に当たるもので単発で焚くなんて初めてのこと。
まぁ、「かぃこう」を貝甲香の「かいこう」と受け止めてしまったことの成せる技です。
つい作業の手を止めお客様の前にしゃしゃり出てきて。
「貝甲香を焚くなんて始めて知りました」なんて平然と答えちゃった。
あ~恥ずかしい。
お客様もいつもは粉砕されて粉の状態になったものしか見たことがないので、こう示されてもまずわかりません。の顔。

お客様が帰られてから、どんな香りを出すんだ?
興味津々のTON。
ならばとばかりに、砕いて実験したのですた。

砕いて・・・っと。
薬研はないから大きいので隅にくべて・・・と。

くさ~~~~~~(≧∇≦)
そりゃ臭いわな。貝だもん。
部屋中が生臭い香りに満ち満ちました・・・
おかしいな~~~~~~~???????
調べ直した。
貝甲(かいこう)じゃなくて藿香(かっこう)って言われたんじゃないか?
と膝をポン!
つまりパチュリのことでありますよ。
んなら・・・・わかるわ・・・・深く納得。
なぁぁぁんだぁ~~~~~。
さて・・・
この生臭さ、どうしたもんじゃろのぉぉぉぉ。
浅草のそら

あ~こういうのもいいなぁ・・・
今日体育の日は秋らしく突き抜けた真っ青な空。
どこかじっとしていられないそんな一日でした。
そんな気持ちを悟られたわけではないでしょうが、
お店のお客様が坂東の札所のお参りの足でお店に寄ってくださいました。
頼もしい先達が共にいらっしゃるので、文字通り大船に乗って巡ることができるようです。
「こんにちは~」一見して、一聴してお参りで英気を頂いてこられたのがわかる元気な声。
掛け軸を大事そうに抱えていらっしゃって、ここを巡ってきましたと見せてくださった。
そのときに今回は御影も各寺で頂いていますとお御影帳をも見せてくださったのです。

「ん?」とTON。
「寂しいので色を塗りました」とJさん。
「は~~~~」とTON。
今まで考えつかなかった。あ!こういうことを考えるんだ。
久しぶりに新鮮な驚きでした。
まぁ。賛否の声が聞こえそうですが、荘厳する意味から言えば、賑々しい方がいいよね。
とTON。

浅草のそら 体育の日

最後がお嫁に行っちゃった・・・トホホ

最近の沈香の質の悪さには目を見張る。
以前なら端材で利用価値なしの烙印を押されてしまいそうな白い部材が堂々と我こそ沈香なりと大手をふってまかり通っている。
色の具合ではないと以前に書いたことがあるが、スカスカの白色という意味ではないのだ。
香りをどう放つかが重要だということなのだが。
だから、沈香は手に入らないわけではないのだが、入荷しない。
持たれた方が後悔するようなものは入手しても仕方ないとおもうから。
そんなら、日本や海外の御霊木や屋久杉の土埋木などのほうがよほどいい。
けど・・・
今日秘蔵っ子にしていた最後の一連がお嫁に行ってしまった。
さぁ、これから沈香どうしようかな・・・
浅草のそら

浅草のそら

軸糸の造作の比較
最近お客様から固くて嫌なのと、造り変えの依頼が入ることが少なくない。
何年か前から時々はあったのだが、これとして気にはしていなかった。
ただ、
「バネみたいな念珠だな・・・」というのが正直なところ。

男結びにしている結びそのものが解けるほどだし、何年使用しているのかわからないほど房は汚れているのに軸糸はビンビンなのだから。こんな不自然な念珠気持ちが落ち着かないな・・・
というのが正直なところ。
良いタイミングでちょうどお直しに入った機械編みの物の残糸を使って確認したら、まるきりの人権糸と判明。しかも機械編み。どうりで木玉だと穴ぐりが削れてしまうほど糸の方が勝る。
こうしてみると
人絹糸使いの機械編みの軸糸と一発でわかる。
一方・・・
正絹糸使いの手加工の軸糸 だと反発することはないし、たなごころにそっと収まる。
どちらを使うかは自由だとは思うが、念珠ってなんなの?と思ってしまうのは考え過ぎか。
そんな思いのTONなのでありました。

