聖天に縁の榧の木を使って制作しました。
素朴でいいですね。
聖天に縁の榧の木を使って制作しました。
素朴でいいですね。
黒い土埋木ではないが、芳香は生半可ではない。屋久杉の芳醇な清々しい甘さが何とも言えない。土埋木の良さだろう。油がしっかり乗っかっている。
何だかんだで暇を見つけてはコツコツ作っているうちに気がつくとこんなに増えちゃった。次は何を作ろう。
先日玉屋さんが沈香の尺ニ寸を見せてくれた。久々のヒット。風景も香りも申し分ないでき。
いくら?と聞くと答えない。いいから教えてと聞き直すと小売価格で指一本。もちろん0が六つつくのだが。
昔の伽羅並みだねと笑うしかなかった。それでも余裕があれば入手したかもしれない。それ程状態が良かった。
清水の舞台がもう少し低けりゃなぁ。
親玉、二天は本翡翠
主玉にインカローズ、赤メノウ、上紅水晶 水晶切子
以上の組み合わせは、女性には持っていただきたい素材で作りました。
久しぶりに虎琥珀の大玉が手に入ったので腕輪に仕立て。
主玉が16mmだから大きいよね。
天台型の薄い玉のものもあるにはあるのですが、汗の影響を考えると使われる方のメンテナンス次第で割れや欠けが生じるのではと出しそびれてしまった過去がありますため、こういう丸玉はそういう心配がなくて、ちょっと安心。
でも使い終わったら乾拭きは必修ですけどね。
お客さまからのご依頼で考えてみた。
石の意味合いを考え、同時にかわいらしさと合わせるとこんな風になった。
最近は新しい種類の玉が巷にあふれる。
パワーストーン関連の店が飽和状態になるほど雨後の筍のごとくであるし、いや、ピークは過ぎたかな。それぞれが凌ぎを削って新たな原石を見つけては、流行らせ消えていく。石の寿命は永遠なのに、人の色香に惑わされて流行病のように打ち上げられては消えていく石たちがかわいそうでならない。
おっと、、、そんなことを書こうと思っていたのではなかったのだ。
久しぶりにきれいだなと思える石が手に入ったので、速攻仕立ててみた。
アマゾナイト。希望の石の名にふさわしい冴えて発色の良い空色。昔は天然トルコでも手に入ったけれど、とてもとても今は・・・はい。無理です。
知り合いから沈香をいただいた。
といっても養殖?・・・栽培もの。もらって半年間机の上にほっぽらかしている。
昨日久しぶりに手に取ってみた。
濃厚な香りではないながらもしっかり実用に耐えられる香りを芳香する。焚くとさらにいい。
この沈香が通常のものと違うのは、栽培して作られた沈香であるということだ。
香り成分のある部位の厚みが表皮あたりだけなのだろう。
まだこの薄さだ。
残念ながら玉にはできない。
10mm厚みの沈香が部材として可能になれば、市場に出るようになるだろう。
でも、でも、旧沈香はさらに高くなるかもね。天然物とか言って。
以前から興味がありながら入荷しなかったものの一つに糸魚川翡翠があった。
気にはなって時々玉屋さんの手持ちを見たり、展示会などで高級品を扱うブースに顔を出して、実物を手にはとってみてはいたのだが、手元にビルマ翡翠が売るほどあるのに・・・、と思うと躊躇してしまい、早々に尻込みしてしまっていた。
が、つい、出来心で入荷してしまった。
入り組んだ色合いの様が何とも言えずいいのだ。仕方ないな。これは。好きなものは好きなのだから。石との出会いは一期一会だから。
久しぶりにワイヤーを使った。
以前は頻繁にワイヤーものを作らせてもらっていて、おかげで念珠屋なのか、アクセサリーショップなのかわからないほどだった。ワイヤーも0.28mmから0.6mmまで数種類、間玉やフック、ダルマ、つぶし玉、材料屋さんとの間を行ったり来たりしていた。
でも近頃とんと大人しくなっちゃった。
本来の職人仕事ができるのでありがたいといえばありがたいのだが、ちょっと気分転換に作りたいなと思う寂しさもなくはない。
で、こんないたずらもしたりしているわけで・・・