水晶とブラックトルマリンを組み合わせた
アンサンブル。
ブラックトルマリン主玉のほうが12mmで男性用。
水晶主玉のほうが10mm玉で女性用。
12mmとなると、随分過ぎる迫力。
紫檀10mm玉+水晶
女性用としてこさえたもの。
水晶とブラックトルマリンを組み合わせた
アンサンブル。
ブラックトルマリン主玉のほうが12mmで男性用。
水晶主玉のほうが10mm玉で女性用。
12mmとなると、随分過ぎる迫力。
紫檀10mm玉+水晶
女性用としてこさえたもの。
ようやく台風一過の青い空。
けれど、蒸し暑さが戻ってしまった。
やはり青空が似合う風景だ。
彼岸の月。
墨田川沿いの公園の花壇に咲き乱れていた彼岸花。
先の台風が、ほとんど吹き飛ばしてしまっていた。
毒々しくも感じるほどの彼岸花の赤。
我が家では、
彼岸花を摘んで帰るのはご法度だったことを想い出す。
子供のころ、父の墓参りに横浜から小平の田舎まで
母に連れられて秋の彼岸に毎年出かけていた。
東横線で渋谷に出て、
迷い迷いしながら、国鉄に乗り換え、
当時は西武新宿線の始発駅だった高田馬場駅まで出る。
ここからがまた長かった。
小平が田舎?なんて思われるだろうが、
当時…昭和30年後半の西武新宿線は、新宿を過ぎると、
とたんに郊外の風景に変化した。
まだまだ、武蔵野の面影が子供心にも理解できるほど、
緑は多かった。
田無駅で鈍行に乗り換えるが、これがなかなか来ない。
枕木に生えるぺんぺん草を見つめたり、
視界を遮る何ものもない真っ青な空を、
飛び交うとんびの姿を見つめたり、
暫くホームで姉と遊び疲れた頃、
ようやく目的の電車がトコトコと入線する。
なんとものんびりした牧歌的な風景だった。
子供心にも遠くに来てしまったと、旅情を味わったものだ。
花小金井の駅からさほど遠くないところに墓所はあった。
線路脇に咲く赤い花を摘んでいけばよいのに、
わざわざ、花屋によって生花を買っていくのが不思議でならなかった。
あまりに不思議で一度聞いたことがあった。
母はいぶかしい顔をしながら、
「これは摘んじゃだめなの」
母にたしなめられた。
それが、後々、彼岸花ということを知った。
何故摘んではいけないのか、未だに理解していないのだが…
母には「死者の花」と刷り込まれていたようだった。
(墓参りなのにね)
だから、彼岸花を見るたびに、
その時の光景がふと浮んでくる。