一見、木の棒にしか見えない。
何だろう・・・
そこで、金具を開放すると、本尊と脇仏が現れる仕掛け。
この場合は大日如来と不動明王、弘法大師となる。
もともと旅に出るときに持ち歩くものが原点のようだ。
いかに江戸の民は信仰心溢れる生き方をしていたのだろうか。
これくらいの大きさ、つまり手のひらに入る大きさくらいになると、
案外彫りの甘いものが見受けられ、気に入った対象を探すのに苦労する。
それなら彫ってしまえ。というのがもともとの動機。
試し彫りで終わってしまっている。
続かなかったけれど、こういうのも彫れるという結果は出た。
今度はさらに小さいものに挑戦している。