黒檀素引大平天台
オーダーで作らせてもらった。
最近は玉表面につやをかけないことが多い。
使えば使うほど、自分なりの深見とつやが生じてくるのは
なかなか愛着の湧くものだとおもう。
素引きというが、このよさのもうひとつの点は
玉に二次加工ができないということ。
つまり素材の良し悪しがはっきりしてしまうことだ。
素材をそのままに使用するのだから
誇れるのは、素材の良さと加工の丁寧さしかなくなる訳で
玉に自信のあるところなら、待ってましたと作りたくなる。
(やわらかい素材の場合はちょっと異なりますが)
この大平も素引きのままでも玉の良さが目立つ。
こうしてみると迫力がある。
浅草の今日の空
晴れると予報では言っていたけど…
僕の頭の上には、センサーがついている。
天パーの毛の巻き具合で曇るか晴れるか一発回答さ。
飾る
写経時は、いつも花で飾られる。
仏の慈悲をお花の姿と香りで現す。