燭台の試験をずーっと続けている関係で
和蝋燭を何本も燃やし続けている。
こんなに和蝋燭を燃やし続けたことは過去にない。
でもおかげで和蝋燭の炎のよさを改めて認識させられた。
見れば見るほど、炎の高さと言い、揺らめきと言い
美しいなあとうっとりしてしまう。
これから、冬に向かって心がしぼむようなことがあったら
炎の暖かさに、心をなごませよう・・・
あ!そうか!
和(なご)む蝋燭だから、
和蝋燭 か。
燭台の試験をずーっと続けている関係で
和蝋燭を何本も燃やし続けている。
こんなに和蝋燭を燃やし続けたことは過去にない。
でもおかげで和蝋燭の炎のよさを改めて認識させられた。
見れば見るほど、炎の高さと言い、揺らめきと言い
美しいなあとうっとりしてしまう。
これから、冬に向かって心がしぼむようなことがあったら
炎の暖かさに、心をなごませよう・・・
あ!そうか!
和(なご)む蝋燭だから、
和蝋燭 か。
雲はあれども気持ちのよい空の状態
秋真っ只中。
浅草は、ごった返しています。
西をネパール、南をインド、北を中国に挟まれて
つい先まで鎖国を国策としていたヒマラヤの小国ブータン。
仏教(チベット仏教)を国境とした政教一致の国。
ブータンの国名こそ、うっすら聞いたことはあっても、
その国が何処に位置し、何を国是としているのか、GNPはどうなのか、
どういう歴史をもつのか、民族は、政治体制は・・・・
などなど、意外と知られていない。
かく言う僕も全くと言ってよいほど未知の国のひとつである。
興味をもったのは仏教国であることがきっかけだった。
何よりこの国を見ていると、古日本を連想するのに難しくない。
物質の豊かさを幸福の価値観とし信じ、
高度成長を果たしてきた日本の今を見るとき、
何か大事なものを失った感を払拭しきれないのは、
共通した意識ではないだろうか。
何よりここブータンの国是はGNPの成長を願うよりも
国民総幸福量つまりGNHを追求する。
仏教を理解せずにはこの国の本旨を理解することは難しいだろうとは思う。
物質に価値を置くのではなく
どれだけ国民が幸福つまり、心の豊かさを持てたかなのである。
ブータンの国民総幸福量の概念には次のように説かれている。
「目的と手段を混同してはいけない。
経済成長自体が国家の目標であってはならない。
目標はただひとつ、国民の幸せに尽きる。経済成長は幸せを求める
ために必要な数多い手段のうちのひとつでしかない。そして、富の
増加が幸福に直接つながると考えるのは間違いである。」
(「選択」「ブータン発「国民総幸福量」という価値観」より)
大国に挟まれながらも地理的な優位性から独自の発展を許された国と
島国ながらも地政学的にも怒涛の世界史の中に飲み込まれざるを得なかった日本を
同列で比較することは、せんない部分はもちろんある。
心の豊かさを国の発展の目的に置いた具体的に発展してきた国。
何か再発見できるものもあるのではないかと思う。