浅草に走らないかな

新東京タワー(スカイツリー)の槌音は徐々に増している。
今は、まだ近隣の風景は微動だにしないが、数年たてば、あれよあれよと変貌を遂げて素朴な下町の光景は、経済効率優先の名の下に商業施設が乱立し様変わりすることだろう。

それはさておいて、川向うのタワーと浅草の間は実に微妙な距離。
東武電車を利用すれば一駅の距離。歩いても20分あればさっさと来れる。
ただ、その間のプロムナード化はされてないから、面白くもおかしくもない歩道を歩くだけなのだ。
今はなき墨田公園駅跡、枕橋、キリンビール本社、ちょっと寄り道をすれば、長命寺のさくらもちや言問団子、隅田川沿いに歩いて赤い橋を渡れば浅草に到着する。
この距離を面としてとらえると、実に多彩な風景が楽しめる格好なのだが。
どう考えているのだろう。

もう一つ、まさかこのスローライフを提唱する時代に時代錯誤していないと思うけれど、この間(タワー⇔浅草間)をバスでつなぐようなこと。
まさかまさか、しないだろうな・・・

僕はもともと公共交通なのに1人の運転手に命を預けるというのがどうも解せないのだ。定時運行と中央管理のし易さに秀でるLRTを導入せぬものかと思う。
架線が景観を損ねるというものもいる(あれがいいのに・・・)。
そういう課題に対して、JR鉄道総研が答えを出した。
架線を必要としない路面電車。

新型LRVは架線からの電力と搭載したバッテリーの両方で走行が可能。ブレーキをかけた際に生じるエネルギーを大容量のリチウムイオン電池に充電することで、従来の路面電車と比べ消費電力が5~10%減ることが見込まれるという。

 利用者の乗降中に架線や停留所に設置した給電装置から急速充電することもでき、満タン時で30キロ走行する。1両編成で全長約13メートル、定員44人。

当初は、一方通行でよい。採算性を考えて単線でループ状に一回りすればよいだろう。
東武と墨田区、台東区の3セクと言いたいがいかがなものだろう。

浅草のイメージカラー、赤と黒に塗り別けたトラムが(もちろん墨田区カラーのも)トコトコ観光案内しながら走る光景だけでも絵になるではないか。

当初は、観光目当ての路線で出発したとしても案外思わぬ効果が生まれるかもしれない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です