どうしてこうなのかな・・・

珊瑚の素材は良いのに作り方が滅茶苦茶。

珊瑚の取引は「匁」つまり重さで取引される。
だから糸穴が大きいと重さが軽くなる。
同時に、ネックレスの場合は玉がぶれる。

それを嫌ってか穴がすこぶる小さい。

撚ってある太い糸が念珠用の糸。
比べて現状の糸は木綿の糸を数本通してあるだけ。
切れないわけがない。
あっという間に切れる。


崩してみると、いたるところに接着剤を多用している。
ボサにまで使用しているのには驚いた。
糸が穴の中で張り付き穴を塞いでしまっている。

これはきつい。

出来上がってしまえば同じように見えてしまうから始末が悪い。

餅は餅屋に任せて欲しいな・・・と思うのは今の時代無理なのだろうか・・・

もちこみ玉

一方はこう。

もう片方はこう。

同じ玉なのに入口と出口の穴の大きさが異なる。
海外製品にはよくあること。

それをカバーする為に糸が細くなる。
簡単に切れる。

しかたない。穴を広げる。
できる事は何でもしないと紐が通せない。

メンテナンスを惜しまない

ネックレスは、首に付けっぱなしにしておくと皮脂が溜まる。
皮脂には細菌の拠り所になるだろう。
だから、歯ブラシなどで玉と玉の間をこするだけでも取れるのだから、メンテナンスは大切だと思う。

糸の寿命にも関わることだしね。

スカイツリーその後

週末ごとに通る業平橋から見える光景が着実に変化してきた。
タワーの基礎部が終わって上に伸びだしたのだ。

高い建物から見ると進捗状況がよく見える。

読売新聞にタワーの進捗を定点撮影していくと聞いた。
タワーそのものの撮影もよいけれど、消え行く町の情緒も記録に残しておいて欲しいな。
ここにしかない風情が次々に消えていくのはさびしいもの。

押上の踏み切り側からもタワーは間近に見える。

撮影地点を探していると、後ろから「こんにちは」と挨拶をされた。

中学生くらいだろうか。先客に対してテリトリーに入りますと礼をしたのだ。
礼儀正しさにこちらも引きずられて、鸚鵡返しに「こんにちは」と挨拶を返していた。

鉄道ファンのようで、一眼の交換レンズを片手に撮影の準備を始めた。

こんな光景、
どこかで見たなあ。

片隅に

吾妻橋の墨田区側のたもとにひっそり祀られているお地蔵さん。
関東大震災時はこの川面に多くの命が失われている。
震災殉難者の碑であるけれど、同時に空襲のときに失われた幼子の魂も
お祭する。