週末ごとに通る業平橋から見える光景が着実に変化してきた。
タワーの基礎部が終わって上に伸びだしたのだ。
高い建物から見ると進捗状況がよく見える。
読売新聞にタワーの進捗を定点撮影していくと聞いた。
タワーそのものの撮影もよいけれど、消え行く町の情緒も記録に残しておいて欲しいな。
ここにしかない風情が次々に消えていくのはさびしいもの。
押上の踏み切り側からもタワーは間近に見える。
撮影地点を探していると、後ろから「こんにちは」と挨拶をされた。
中学生くらいだろうか。先客に対してテリトリーに入りますと礼をしたのだ。
礼儀正しさにこちらも引きずられて、鸚鵡返しに「こんにちは」と挨拶を返していた。
鉄道ファンのようで、一眼の交換レンズを片手に撮影の準備を始めた。
こんな光景、
どこかで見たなあ。