房作り

松房の切り房を作ることは以外に多い。こと
頭房が主流の現在ですが、切り房もなかなか情緒があって美しい。
意図のさばきがきれいに見えるのだ。

ただ、切り房用の糸を使っても切った糸口がほつれてくるのが欠点。
それを差し引いてもきれいな動きが魅力的。

正絹糸を何本かそろえます。

適当なボリュームになるように折り畳みます。

畳んだ糸をあらかじめ編みこんでおいた本体に取り付けます。

ほらね。

切りそろえてはい終了。

黄水晶の大平

さすがに重い。

その重さを勘案して中糸を決めないと。

280gもある。
水晶やトラメ石などの通常の石の九寸天台で110gだから、3倍強だもの・・・

大平天台や大玉の場合は特に慣らしが必要。

糸が玉に慣れるまで、急な曲げや擦りは慎しんでほしいな。
よく念珠袋に入れたり、手にかけるとききついと無理に曲げちゃうものね。

今戸神社のご朱印帳

猫の絵の入った朱印帳は初めて。

ニャンコの歌は流れているは、大猫はいるは、撫で猫はいるは、猫みくじはあるは・・・
まあとにかく面白い神社でした。

「絵手紙」のようなのはお店番・・いやいや神番をされている神主婦人が
ご自分で描かれた絵はがき。手書きです。
頭にピピと神様からの伝言を書き留めたのだとか。

ちなみに神社で流れているBGMもこの方の作。

お嬢さんもイラストレーターの得意技を持つ神主。
妹さんは書の才能だとか。
ご主人(神主)も芸術の才能を持つとか。

「神様といつもくちにしていたらいいことあるのよ」と一言。

「御意!」

ついそんな言葉が口をついて出そうな、そんなオーラを放す神社でした。