今戸橋


聖天さんを浅草よりに行くとすぐに緑道を越える。
気づかないで通り過ぎてしまいがちだが、そこが昔の山谷掘り。
旦那衆がこの掘割りをキッチョ船で遡り吉原通いをしたのだ。

今は親水公園になっていて、偲ぶよすがもない。

聖天さま

待乳山聖天・・・要するに地元語で「まっちやましょうてんさん」


隅田川沿いは今、梅が見ごろ。
桜の名所というイメージが強いけれど、梅を観るお客さんも結構多い。

江戸時代までは、桜が花見のメインではなく、花見と言えば梅見だった。
その気持ちもよく解る。
肌寒いのは玉にきずだけれども、これもまたおつなものかも知れない。

右端のしだれ桜のような木も梅の一種。
呉服(くれは)というのだそうです。