見えざるものはないの?

暖かくなってくると、だんだんれいの季節に近づく。

れいのはなし。
ようするに霊の話し。

小学校のときなら、ザ・ガードマンという番組、夏休みになれば一ヶ月以上に渡り怪談特集となる。
家族が家にいればよいのだが、一人で留守を任されるときは、布団を敷いてもぐりこみ、まあるくなってじっと見ていた。

姉のマーガレットを盗み読みすれば、怪奇特集記事がなんて言っても面白くて通読した。

自分でも暇さえあれば作り話を考え創作していてレパートリーを広くした。子供どうしで百話なんてなると、ここぞと怖がらせて喜んだ。

心霊スポットの肝試し。高校時代の赤っ恥事件。数え上げたらきりがない。

そんなに好きなのかと言えば、実は嫌いなのだ。大嫌い。
自転車で山道を走ると時々遭遇する素掘りのトンネルなんて怖くていけない。

とにかくああいった類のものは近寄らないのにこしたことはないと思っている。

大人になればなるほど見えざるものに近づくのが苦手になった気がする。

裏返して考えてみれば、信じきっているからこそ、真剣に怖いと思うのだろうな。
と、結論づけている。
あんなのへーき、などと怖がらない人は、真剣さが足りないのだ。
とも結論付けることにしている。

見えないから、ないとでも思っているのだろうくらいに思っている。

科学的に解明すると言ってテレビで時たま実験を行う番組があるけれど、世の霊能者と言われる人たちは講義しているのだろうか・・・などとも思っている。

まあとにかくセーターの要らない季節になってくるとそんなことが頭によぎり、眼にしないように気をつけている。のだ。

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