昨日、岩手県の大船渡小学校の校長先生からお電話をいただいた。
先月3日に、商店会員全員(ほぼ)で街頭で声をはって道行く人にお願いし、
同じく田原小学校の子供たちに協力してもらって完成させた寄せ書きそして募金を大船渡出身の知人のつてで、大船渡小学校に持って行っていただいた、そのお礼の電話だった。
正直なところは軽い気持ちの寄せ書きで被災地の人に励ましのメッセージが伝えられたらな・・・くらいの気持ちしかなかったのだが、商店会員の皆と話し合い、スケジュールを組んで今までにない参加率でのぞめた寄せ書きと義援金募集の企画は、780名の人々の寄せ書きと手形押しの結果として残った。
ご協力くださった来街者の皆様へのお礼とご報告をかねて先々週に道路(観光センター前)に掲示させていただいたことは、すでにこのブログでもかかせていただいたけれど、見れば見るほど、780名の心が伝わってきて、おいそれと簡単に援助物資と同梱して送るには申し訳なくなってしまった。
そんな思いにさせてくれたのも、心のこもった一言一言の結晶の力だったのではないかと思った。
小学校では、校長先生が学校の入り口近くに掲示してくださって浅草から応援メッセージが送られたことを説明してくださったと聞いた。
「子供たちが本当に喜んでいます」「ありがとう」
そう言う校長先生の電話口の声に、僕は胸が熱くなり次の言葉が出なかった。