4月に商店会のメンバーと道行く人にお願いし、寄せ書きを書いていただいたり義援金をお願いしたりと忙しかった。
御陰様で800名弱の方々からのまごころは、被災地の大船渡小学校にお届けすることができた。
その結果を、協力していただいた方々に報告するため、仕事の合間にこつこつ写真のパネルを作っていた。
50枚程度の写真をプリントアウトして、黄色いパネルに貼り付けていた。
こうして一枚一枚改めて眺めていると、なんとも言えない気持ちになる。
原発の地域はいまだに手付かずの状態で時計が止まっている・・・
海に持っていかれてしまった瓦礫となったさまざまな思い出は、何百キロ先までも流れているのだろう・・・
堤防や護岸の切れた地域はこの雨の中どうしているのだろう・・・
ぼくらは終ったような感触ですむけれど、被災地はこれからなんだよね。全てが。
いや「これから」とも言えない市にいるのかもしれない。
ずっと現在進行形なのだから。