新型コロナウィルスの騒動が始まってから、仕事をしながら感じる空気は東日本大震災後の雰囲気にどこか似ている。僕らの仕事は社会の空気をものの見事に反映する。天変地異でも、経済の上下でも、人の心をこんなに映し出す鏡ってあるのだろうかと思うほどストレートに伝わり、結果となって還ってくる。
早くこの騒動が収束しないだろうか。
最前線で見えない敵と戦っている人々にエールを送りたい。。。
新型コロナウィルスの騒動が始まってから、仕事をしながら感じる空気は東日本大震災後の雰囲気にどこか似ている。僕らの仕事は社会の空気をものの見事に反映する。天変地異でも、経済の上下でも、人の心をこんなに映し出す鏡ってあるのだろうかと思うほどストレートに伝わり、結果となって還ってくる。
早くこの騒動が収束しないだろうか。
最前線で見えない敵と戦っている人々にエールを送りたい。。。
日本書紀によれば、神武天皇の即位日は 辛酉年春正月庚辰 つまり2680年前の一月一日元旦となる。国の始まり、肇国を知ることはとても大切なこと。トエンビーの言葉を借りれば国の歴史、神話を知らない国民は滅びに至るというが本当にそう思う。先の大戦に負けると日本の大切な背骨を叩き折られ、捨てられていた紀元節も建国記念の日と名を変え復活した。ただ、子供の頃大人たちに聞かされてきた紀元節行事とはあまりにかけ離れた今の記念日には魂の入らぬ仏像のごときにかんじてならないのである。
TONがこの仕事を始めた頃は、線香屋の営業マンが香木の善し悪しを見てもらうとき決まってすることが、沈香の欠片を手に取って、おもむろに取り出したライターを着火してもったいなくも焦がしてくれたものだった。
今では信じられない光景が展開されたものだ。
ベトナムの最上級も紫油も緑油も含めた数種類から泥と呼ばれる低価格の沈香まで、寺営業廻りを主にしていた当時は見本は欠かせないツールでそれぞれ在庫も切らすことはまずなかった。その見本の生き残りだ。
今時の最上級と言われる沈香もかなわない当時は普及品。
今の時代夢のような沈香揃いだ。
何年ぶり?
さっと来てさっと帰った時があったと言われて、そんなことがあったかなぁと考えながらいろいろ話をさせてもらった。
そもそもはメールマガジンの勉強会がきっかけで20年前にオフ会をもうひと方加えてアサヒビールのラウンジで話したのがそもそも。
わざわざ福島から念珠の直しをだしに立ち寄ってくれた。
福島では記者をやったり地元の活性に一役も二役もかって出ている。
ほんとお久しぶりでした。
また来てね。。。
巡礼に夏も冬も本来ないのだが、実測として菜の花が咲くというあたりからが巡礼に出かけられる方が目に見えて増える。
納経帳での集印に飽き足らなくなったら、観音軸や遍路軸に移られるようである。
納経帳であろうが朱印軸であろうが変わることはないのだが自分のあしあとをひと目で俯瞰できる朱印軸は別物のような気がする。
写真は西国の観音霊場を表装させていただいた。(右はお四国の軸装)
金襴の仏表装には見違えるように輝きを増す。伝統の技の成せるところだろうか。
新型コロナウィルスが猛威をふるっている。
日本の感染者の数が45名になった。そのうち20名は英国船籍の大型クルーズ船の乗客。
ふと思ったが、この二十名は日本の感染者にカウントされるんだ。ということ。ま、確かに先の25名にしても日本国籍を有し国内に在住していると全部が言えあるわけではないのだからたまたま、日本に寄港したクルーズ船内の感染者が日本の感染者の数にカウントされても矛盾はないのかもしれないが、怖いのは数字だけが独り歩きすることだと思う。数字には必ずその根拠や背景があるのだが、その意味まで深掘りする人は少ない。風評がこれから先ついてまわらなければよいが。と思うのはTONだけではないだろう。
以前は、結構頻繁にワイヤーを使った作業をいただくことが多かった。
本当!久しぶり。
新規ではないけど、やっていないとぼけちゃうからね。
かなり大きい出雲型の本翡翠の勾玉が入るので警固に作らないと中糸が伸びちゃう。
なので、ワイヤーの二本通しにすることにした。
ルチールと虎眼とムーンストーンと四神獣まである。
四神獣の配置は東西南北があるので変えられないから、その他の石をオーソドックスにグラデーションにしてみることにした。
主役は勾玉だから、奇抜な配置は主が死んじゃうかなということでポイントに目が行くようにした。
あっという間に終わってしまう仕事だが、練習するような細工ではないから、まず仕事でもなければやらないだろう。腕が鈍らないためにもいい機会をもらえた。。。かな。