昨日は、長ーーいお付き合いをしたいなあと
打算を含めた願望を書いたが
今日は、今までの長ーーーいお付き合いしてくださっている
お客様のこと。
いまでこそ個人情報保護法で一から万事であるけれど
昔はのんびりしたものだった。
お店には、芳名録を置き
とにかくご来店くださったら
買ってくださった、下さらないは
まったく頭になく、ご記帳いただいた。
また、お客様のほうから、「あら書いちゃおうかなあ」
なんて、足跡を残したがる方も多かった。
「○○市○○町○番地 電話番号 血液型 星座・・・」
コメント「またきま~~す」
なんて、信じられないほどの、おうようさである。
のんびりした時代だった。
そこにまた、次のお客様がコメントを書いていく。
なんてことも往々にしてあった。
まさしく紙媒体の掲示板状態である。
これこそお客様の生の声である。
その声に聞き従ってきたら、今の店になっていた。
だから、お客様の声は、聞き逃せない。
うちの継続の鍵なのだ。
芳名録に、いたずら書きをしていった、
やんちゃな子供たちが、
今度は我が子を連れて、ご来店されるようになったのだから、
どうりで、白髪が増えたと思った。