みーーんなルチル。
カラーバリエーションがこーんなにあるのです。
ルチールも奥が深いこと。
みーーんなルチル。
カラーバリエーションがこーんなにあるのです。
ルチールも奥が深いこと。
明け方から冷たい雨。
十月への切り替わりにふさわしい。
早いもので、もう10月の声を聞く。
となると、気持ちは正月をどう準備しようかという気持ちに切り替わる。
もう正月?といぶかしがられるところだと思う。
クリスマスもあるよともいわれるだろう。
けれど、もう気持ちは、来年に走っている。
元旦からの営業を開店以来、欠かしたことがない。
初めの頃は除夜の鐘を聞いて年越しのおそばを食べ終わる頃から
再度店をオープンし、薄明るくなるまで続けたものだ。
え!仏壇屋が?
聞く人は、いつも驚かれる。
そこまでするの?とも言われる。
実際、この時間の営業は、仕事にはならない。
むしろ経費のほうが膨大で赤字になる。
人は、浅草寺の喧騒に疲れて、檀を求め一息つきたくて入店した。
だから、ホッとして出て行かれる。
売上げにはほとんどつながらなかった。
けれど、それでも良いと思いながら店を開けた。
なぜなら、一年にこの日この時間のみしか
お逢いできない方が大勢いたからなのだ。
北海道から、九州から、福井から、新潟から…
「またお逢いできましたね」
「また来年ね」
その声に後押しされて一年の力となる。
効率という尺度で考えるならば、
これほど非効率このうえないこともないだろう。
何のための営業?
「一人のお客様にお逢いしたい為」なのだから。
これが商売かと問われたら、当時なら
「商売をやっているんじゃない」と答えただろう。
今ならば、僕スタイルの「商売」をやっていると答えるだろう。
「効率」「効果」仕事をする上で常に頭をもたげる言葉。
だけれどどうなんだろう・・・
脱線してしまうけれど、
「機能美」も突き詰めると美しいといわれる。
確かに幾何学的であったり、黄金率敵に美しく見えてくるのは確かだと思う。
けれど、僕みたいにいい加減な人間には、そこに長居したいとは思わない。
人の呼吸を受け止めて、呼応する美が好きだ。
sと奪いをやtっていて金銭を生み出すことが効率の第一目的というのは、
今でも疑問を感じるのだ。
何においても経済効果を大前提に換算する風潮がある。
それを否定するわけではない。事務方がおさえればよいことくらいでよい。
出た結果を責任者が知ればよい。
けれど、なんぼ儲かるのか。上から下まで関心の中心。
要するにおいしかったのかおいしくなかったのか…
と言っているようなもの。
どうしても下品に見えてしかたがない。
むしろ、事業の効果として、結果として、
「人が幸せになったのか?」
を尺度として使えないものだろうかと思えてならない。
「幸福度」が効率の中心課題。これはいい。
いくら、儲かろうが、経済効果が高かろうが、
一人でも不幸が生じれば、また、一人の不幸を当然と考える事業ならば、
事業計画そのものが間違っているのである。
「非効率の効率」ということも
仕事の上にあってもいいので…
いや、なくてはならないのではないだろうかと考える。
9mm見当の蓮実菩提樹に、
羅漢彫りの精密彫りを施している。
道具(親玉、二天)は、蝋琥珀で仕上げ。
親玉は12mm、天玉は7mm。
小さいけれど、羅漢さんはしっかり仕上がっている。
検品する側は、当然のように扱ってしまうのだけれど、
自分で彫ってみたら、
出した言葉はすべて飲み込んでしまうだろう。
自画自賛になってしまうけれど、
バランス良く彫りも丁寧にできてると思う。
雨
昨日と打って変わって忙しい天気だこと…
富士の麓に見込みのお客様を訪ねる。
せっかくここまで行くならば…
富士のお山が手招きした。
朝、空を見るとまあまあの天気。
ユーミンの歌は、こんな光景かななど今の世代の人には
ちょっと、謎かけのようなことを思いながらひたすら西に急ぐ。
中央ハイウェイ♪
レンズ雲。
UFOが隠れているかもしれない。
20代中盤が最期の登山だったけど
今度登るのはいつのことやら。
南アルプスがよく見えた。
行きの慌しさと一転して、
帰りは、高速を使わずに帰ろうと地図とにらめっこ。
山中湖から道志街道が延びているのに気付いた。
自転車で散々走った慣れた道。郷愁に駆られて決定した。
5合目の涼しさと打って変わってうだる様な暑さの中、
富士急ハイランドのコースター群を横目に
「絶対乗らない」と心によぎりつつ、
山中湖西岸を通って、道志道へと歩を進めた。
僕が自転車で走っていた頃は、全線砂利道で、
たまに農家の軽トラとすれ違う川沿いののんびりとした田舎道だった。
途中には、日の出屋というランプの宿があり、
いのししを食わしてくれた。
何度か自転車仲間と酒宴をしたのを思い出す。
その想い出の館を探すが記憶が搾り出せない。
だって全線舗装、二車線、道の駅…とあんまりにも変貌し、
想いの糸がたぐれない。愕然とした。
30年ってやはり長い。
改めて気付かされた格好だった。
月だ月だ、満月が見たい。
と騒いでいても、一昨日の夜半から雲が空を覆い、
昨日は、おまけに雨まで降らせてくれた。
あ~こりゃあいよいよあかんわ・・・
半ば諦めていた。
仕事を終え、今日の食材を近くのスーパーに買出しに行った。
その帰り道、信号待ちしているさなか、ふと見上げると、
雲の流れが恐ろしく早い。
空を覆っていた雲が、どんどん吹き飛ばされていくではないか…
と同時に、薄ぼんやり、
だんだんとまあるく。
そしてついに!
夜のアサヒビールが遠望できます。
携帯のカメラだと、絞ってもこれがせいっぱい。月のしなやかさは映しこめない。けれど、突然のプレゼントに思わず…
ワオ~~ン
いや、現状の体型からはポンポコかな。
いわゆるホームレスなのだけれど
毎日行き来する歩道で何故か目が合う。
目が合うと、
ブツブツ・ブツブツ・ブツブツ・・・・・・
と、何かしら口元が動く。
機嫌のよいときは、亡き東野英二郎(初代水戸黄門のね)ばりの
深いしわに隠れた目をさらに細くしながら、ニッコリ笑い返す。
憎めないどころか何か深いものすら感じてしまうのだ。
よく刈り込まれた頭をツルンとなでながら、
また思いにふける。
ときどき携帯で連絡を取っているのを見かける。
このおじさんは何者じゃ?
と、思ったものだ。
今日も浅草の路上が寝床となるのかな…
僕と同じニャン
また、ひとつ試験体が増えました。
今度は、星座占いの象徴。
ぼくは、しし座なので
ただね、うちは念珠屋さん。
星座と関連はないこともないけれど(北斗信仰などで)
どうしようかと迷ってしまう(^^;
まあ好きなものは、しかたないかな…
涼しくて目が覚める。
彼岸が終わったとたん
秋の足音が早い。