ビルの右端はこんなに薄かったの・・・!?
ビルの右端はこんなに薄かったの・・・!?
空はどこでも一緒かというと、そうでもないみたい。
浅草で隅田川の上をのぞくのと浅草寺の境内から見るのとここと・・・
微妙に違って見える。
心のせいかもしれないが・・・
子供の頃、母親の働いていた江戸染め物の工場がここ蒲田にあった。
当時は国鉄を使って横浜から通った。
子供心には冒険旅行そのもので、ワクワクとドキドキが同居していた。
親のそばが唯一、安心のバックボーンだった。
しかし、肝心の工場で母親とはぐれた。
「ちょっと待っていてね」と声をかけられた記憶もあるのだが
心細さに頭の中は真っ白になってしまった。
工場のおばさんたちの慰めも制止も全く耳に入らず泣き続けた。
二度と母とに出かけることはなくなった。
そんな記憶がつい昨日のことのようによみがえってくる。
この町にはそんな想い出がある。
京急蒲田の立体工事が着々と進んでいるみたいだ。
随分町の表情が変わるなあ・・・
上さんを誘って吾妻橋アサヒビール本社上のカフェへ行く。
目的はもちろん夫婦のディスカッション。とでも言おうか・・・
しかし敵(たとえばの話し)もさるもので、よく理解している。
「スカイツリーの写真でしょ」
ピンポン!
である。
僕のお財布からの出費なのだから文句はないでしょう。
で、この写真。
左下から中央に伸びる線路がカーブした辺りが工事現場。
この距離だと、塔が建ち始めないとわかりにくいけれど、着々と工事は進行している。新しい東武本社ビルだと思うけれどすでに工事が始まっていた。
去年の夏はこんな状態だった。
そのうちこの画面では入りきれなくなるのだろうな。
現代の三丁目の夕日は、現在進行形である。