叶結び

頼まれて蛍石の勾玉に紐を通し、
よい縁がありますようにと、
かなうむすび。

つまり叶結(かのう)びを施した。

念珠仕立てでよく使う結び方なのだが、
片面は口の形となり、

反対、つまり裏側は十の形になる。

つまり叶、かなう結びなのだ。

日本の結びの文化は奥が深い。
極めているのが水引の文化。
心を込めるということをとことん教えられる。

念珠にも応用されているのである。
こめられた心を感じてもらえたら嬉しいな。

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