まだ大丈夫

枕端まで来ると、その横の商業施設あたりに見える。

もうちょっと行ってみるか。

スカイツリーが火事???

昨日は股関節の痛みが気になって一周年の記念ランを休んだおかげで、今日は走り出しから調子が良い。

走り始めは駒形橋からになるのだが、ここで体調の良し悪しが大体わかる。
なんて考えながら橋を渡ろうとすると、きな臭いにおい。一種独特の化学繊維や何かの混ぜこぜの匂いは間違いなく火事の臭い。

あたりを見回すが何も見えない。
遠望するスカイツリーに目を向ける・・・と、あれ?

燃えてる?

さかんにスカイツリーの足元から黒い煙が噴出して、風にたなびいているではないか。
よもや。

今日はコースを変えてみようか。とさえ考えた。
野次馬根性からではない。

とりあえずいつものコースを行って、それからでも遅くはないか。
というにして走り出した。

香りとメモリー

お客様に手紙を書いている間、家族の寝息だけでは寂しくて、NHKをかけていた。

佐野元春のザ・ソングライターズという番組がオンエアされた。
何気なく顔は伏したまま目だけ上目遣いに向けていると、海外のどこかのメディアで見たことのある番組構成で、またパクリか・・・とまた筆を走らせた。

「ゲストはさだまさしさんです」の声にまた上目遣い。
さだまさしは、数少ない上さんと共通したお好みのスター(というのか)。もう一つのお好みは、嵐。
まあさておき、お好みの影響で、手を休め顔を正面に向けて、しばらく画面に集中し始めた。

シンガソングライターが曲を生む時の逸話やヒントを聞き出していく。聴衆の大学生たちと実際に曲を創っていくワークショップ形式で進めている。
面白い構成だなあ・・・
さだまさしも偉くなったもんだなあ・・・など番組と関係ないことをブツブツ独り言口。上さんは爆睡していてちょうど良かった。最近は独り言までチェックされるのだからたまったもんじゃあない。

手はおろそかになったまま。

その中の話で、詩を書く作業の話をされた。
詩は体温をつたえるもの。相手の体温にリーチすることが大切なんだということだった。
風景を感じるか、色を感じるか、においを感じるか・・・
と曲創りの奥行きを知った。

曲創りに匂いか。
乾いたアスファルトに雨が降った時の立ち上る匂い。
ただいまと帰って玄関の戸を開けたときに香る匂い。
匂い、香りは曲創りに欠かせないということ、そして感じない曲は創れないということは、お香を販売するものとしてはなんとも面白い世界だと感じた。

脳のメモリー部分である海馬にダイレクトに届くのは匂い、香りなのである。

幼い時に歩いた海岸通りの汐の香り。
中学のキャンプで初めて炊いた飯盒から溢れる湯気の香り。
親しい人との別れに号泣し、目から鼻をつたう涙の匂い。
新緑の野山の青臭い香り。

あの時のことを思い出せと言われても、過ぎた過去は映像としてなかなか思い出せない。匂いに思わず幼い日の情景がフラッシュバックすることはそう珍しいことではないだろう。
匂いって人の感性の中でも、メモリの奥底にしまってある記憶を起動させるプログラムなのだと改めて思わされた。

芸術家たちは体験的にそれを駆使するのだ。

ビルマ翡翠大玉腕輪

本翡翠といえばビルマ翡翠。
玉(ぎょく)=翡翠ということで、古来より王の石とされてきた護符の石。

一時、ビルマ(現ミャンマー)からの採掘量が減っていい石が手に入らなくなりました。もうビルマもだめかなと思い出した頃、おや!っと思う、グリーンの強いきらめく石が流れ始めました。

でも気をつけて欲しいことがあります。
最近は、石の染色技術が上がって何でも染めることができるようになってきたことで、恐ろしいばかりに玉石混交の石が流通する時代になっています。

翡翠には、黒やラベンダーなど様々な色あいがありますが、TON店長はやはり、グリーンが好き。
つい程度の良い玉にめぐり合うと、無理をしてでも入荷してしまいます。

天然だから出なくなると本当に流通しなくなるんです。これが。

過去の鉄は踏みたくないという恐怖観念がどこかにあるのかも知れません・・・

ちなみに、
この玉で78000円です。

ムーンストーン

ムーンストーンの上玉の入荷です。
10mm主玉ありますので、やはり迫力がありますね。

許されるならば、こういう玉は大きいと見栄えがします。
玉の径が小さいとどうしてもムーンストーン独特の光り方が弱くなってしまいますので、類似石の生メノー(白メノー)やホワイトオニキスに見えてしまいます。

試案

ラピスをアクセントに配置しました。
そして水晶の風水四神獣を四方に配置しました。

特殊彫りの玉も使用してみました。

ラピスの親玉には、守り本尊の梵字を入れても良いように思います。
般若心経の玉を入れてみようとも思いましたが(その場合黒になります)、何となく合わないように感じましてラピスの親玉に致しました。

あっさりと水晶にラピス入り。

最近あまり入荷できないのですが
これをベースに製作する方法も考えられます。