午後のおしゃべり


公園前の光景。

お母さんたちは移動販売のベーカリに懸命。
あのパンこのパンと飛ぶように売れていた。

「お母さんたちがんばってるねぇ」

「そうだねぇ」

「三時のおやつは今日もパンかなあ」

そんな声が子供たちから聞こえてきそうだった。

久しぶりに霜を見た

きてぃちゃん大判(地域通貨)を丸二日外で立ち売りをやってみて気づくことが多かった。
お店には一文の徳にもならない、下手をすれば持ち出しにもなりかねない・・・
けれど何故そんなことをしようと思ったのかというと、
原点回帰をしてみたかったのだ。

気づいたこと。

外は寒いということ。
日は暖かいということ。
お日様は速いということ。

声を張り上げるだけでは人を寄せつけることはできないこと。

ペアで売る時は、相手を喜ばせなければ(ようするに春の雰囲気を醸し出さなければ)これまた人は寄ってこないということ。

こんなことを若い時にやっていたなということを久しぶりに身に沁みた。

気づきというのはお金に替えられないものであるということ。
小さな木月なのだけれど、とてもとても貴重なのである。

おかげで今日も声が枯れている。