久しぶりに富士山

今日はお寺の仕事で小田原に。

スカッとした青空の下西に向かう。

首都高速からもしっかり富士山が見えて、よほど止めたくなった。

そこは高速道路の悲しさ。

海老名のサービスエリアまで押し出されてしまった。

小一時間住職と打ち合わせをして昼食をおごっていただき、昼過ぎに辞した。

この辺りは、縁浅からぬ土地ゆえに、つい寄り道をしたくなってくる。

昔の面影からはだいぶ変化してしまったけれど、まだまだ捨てたものでもない。
昔この辺りをうろついていた頃、富水や蛍田は、とにかく水が綺麗で、用水路の水も手ですくって飲めそうなほどに綺麗だった想いが僕の中には残っていたのですが、ちょっとばかりがっかり。

仕事もそこそこに帰り道、近くの酒匂川のほとり。

風景はすっかり春なのに。

農協の直売所に魅かれるように寄ってみた。

いや!なんと野菜たちの安いこと!
都会ではとても手の出ない数々の面々。

ほうれん草、たまねぎ、にんじん・・・
ついつい買いあさってしまった。

いったい何をしにきたものやら・・
気がつくと、かごいっぱいの荷物とあいなった。

そしてこれは自分にご褒美・・・

コーヒー大福・・・ かんりんとう饅頭・・・

まあまあ満足でした。

やったね!

東武浅草駅を創業当時に戻そうと言う計画が発表された。

TONもずっと言い続けた一人だよ。

あんなモダンな美しい建物に、白のストライプの厚化粧を施すなんて、なんてもったいないことだろうと思っていた。

日本で最古のバー、神谷バーの建物もあり、洒落た東京メトロの出入口の建造物あり、この辺りは昭和モダンの地域になるチャンス

ついでに景観統一させていったら、いつまでも見飽きない風景が演出されるだろう。

ここにLRT(次世代型ちんちん電車)が仲間入りしたら・・・
もっといいのに。

と、思うとゾクゾクするなあ。

ようやく一歩前に出そうな雰囲気だ。

風景は変わりいく

京都では、その昔、今は当たり前のように風景に溶け込んでいる京都駅前のタワー建設でひと悶着があったと聞く。

それは、よくわかる。
古都に近代的なタワーがどう映るか、多くの人に危惧を与えたのだ。

今、京都タワーを地元の人に尋ねてみれば、「御東さんの御灯明」と答えが返ってくる。

烏丸通りに面する東本願寺の巨大なローソクだと解釈している。

はて、じゃあこの風景は、何と理解したらいいのだろうか・・・

そうだな・・・

もう少し古風なつくりならば、ちょっと高い五重塔もしくは蘇った浅草十二階(凌雲閣)とでも解せばよいのだろうが。

僕には見る時刻によって、風景に溶け込んでも見えるのだが。

ここからの眺めがいい。
やっぱり。