不動院

白髭橋近く橋場には、不動院がある。
今は寺域もわずかだが、信仰の息吹は
そこここに感じることが出来る。

こういう様は、都会の寺院らしい。

大正時代の布施板
最近の画一的なものとは一味違う。
小さなところにも信仰の香りがぷんぷんしてくる。

お百度石も残る境内。

いただきました

頑張り屋さんからいただきました。

とにかく人生にまじめに一生懸命の水戸のHさん。

ありがとうございます。

明るい笑顔を見せてくれるだけで
幸せな気持ちにさせてもらいました。

ちいさなことだけど

もともとデスクワークがいやで、
土木技術者の道を選んだ。

山野に囲まれたくて、
自転車趣味を選んだはずなんだけれど・・・

どういうわけか、気付くと都会のビル群に囲まれ、
窓を開ければ、隣の窓に飛び移れそうな下町にあって、
お店に一日はりついている。

考えれば考えるほど「?」が百も千も浮んでは消えていく。
縁の不思議さを噛みしめる。

自然にどっぷりつかるのは何より好きなのだ。
いつかは、海の近くに住みたいとも考えるが…

こんな都会の真っ只中だけど、
ここに暮らすと、些細な変化でも敏感になるのがわかる。

ネコの額の自然が微妙に変化する。
その様がすばらしく変化に富んでいるように見える。

小さな命が、懸命にアスファルトの切れ目から、
敷石の継ぎ目から、
植栽の合間に…と、ところどころ顔をのぞかせる。

人工的な中にも自然に回帰しようとする命に
ついエールを送ってしまう。

ラベンダーが植えられた雷門前。