手のひらにすっぽり隠れる大きさ
だけどいっさいの手抜きなし(当たり前か)
専用の厨子も
手のひらにすっぽり隠れる大きさ
だけどいっさいの手抜きなし(当たり前か)
専用の厨子も
昨日とうって変わって曇り空
雨が降ってくれると黄砂が落ちてきれいな青空がかえってくるかしら
お付き合いさせていただいているY氏宅に曼荼羅の納品に出かける。
両界曼荼羅を額装にさせてもらった。
床の間に収めるために床の間の寸法を測っていただき、
収まるようにサイズを調整した。
絵そのものがそもそも大きいから、額に入れないと横並びは難しい。
わかってはいたけれど、職人はだいぶ苦労をしたみたい。
近寄ってみると、裏打ちの段階で工夫の跡が見られる。
横幅1700㎜を越えるので額そのものも強固に作る必要がある。
が、かといってスペースは取れないから大きくはできない。
ゆがみの出ないぎりぎりの寸法を割り出したのだろう。
春慶塗の額の見栄えはダレもなくよかった。
さて、床の間に入れ込もうとすると・・・
ドキ!
入らない・・・ょ。
左右の寸法が明らかに額のほうが大きくて引っ掛かる。
押そうが引こうがびくともしない。
日本家屋ってけっこう遊びがあるのだ。
以前も仏壇のサイズでひやひやしたことがあった(ちゃんと収まったが)
同じ事が起きたのだ。
じゃあとばかりに
額を持ち上げてみた。
スルッと入って壁にぴったり装着した。
お~~~~!Y氏も同時に感嘆符が漏れた。
という訳で無事終了。
冷や汗も一杯かいたのでした。