鎮静剤

沈香の玉を抜いた残材なのだけれど、10数年手放せない。
今だによく香る。

甘さと苦味がほどよく調和してこれぞ沈香なのだ。

当時はこんな程度のよい沈香が簡単に手に入った。

販売時にも平気で沈香木の塊にライターで炙ってくれたり・・・
実に粗野な時代といえば言えるがそれほどに豊富にあった。

「今は昔・・・」

まさに今昔の感がある。

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