歳重ね

商売柄、仏壇屋というのは、お年寄りとのご縁が多い。

もともと人の話を聞くのが好きだから、
苦もなく…というより興味深々で、その方の人生を聞きたくなる(時間の許す限り)

自分の人生は、まあ…せいぜい…よくて80年と思っているけど、
お年寄り(と思うことはないのだが)の話を聞くということは、
相手の人生のエキスを短時間に経験させていただける、
ということを意味していると思う。

プラス云十年。また他の方の話を聞けば、プラス云十年・・・
と、歳を加算できる気がしてならない。

そう考えると、自分は妖怪のような年齢になってしまうのだが、
今だ元気だ。

だから、聞けるときは、同調できるよう、
話しの環境にすっぽり入るようにする。

喜怒哀楽すべてに周波数が合うように。

中途半端だと聞き逃してしまう。

真剣勝負だ。
相手の人生の山谷をトレースしたいと思う。

昨日の元特攻隊のMさんの話もそうだった。
今日は93歳のおばあちゃま。

かくしゃくと一人で浅草経由で西新井大師に出かける。

「あんたんとこが好きなのよ」
と言って、小一時間浅草の昔話をして帰る。

誠に楽しい。
いったい幾つ歳を重ねただろうか。

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