こっちを見ても…
あっちを見ても…
雪曇り。
こんな晩は、ぬくぬくとしていたいねえ…
こっちを見ても…
あっちを見ても…
雪曇り。
こんな晩は、ぬくぬくとしていたいねえ…
暮れに靖国からここ浅草までの雨中走破がきっかけで、
雨の中の走りの面白さを体が思い出してしまった。
全身ずぶぬれになっているのに、心ではルンルンしているこの感覚は、
自転車乗りの血としか言いようがない。
それがきっかけと言えばきっかけだし、
30年ぶりになんとか走れる状態に復活した、愛車のおかげと言えば
そうも思えるし…
とにかく、今年は年初めから、中長距離を走りたいと体が
物申しているのである。
かといって、初めから200や300kmを「ちょっと行ってきまーす」
とばかりに気楽に走れるほど、現役を退いた結果、退化してしまった部分と
付いてしまった現実は、そう易しくないことぐらい重々承知の助だ。
だから、目の前ににんじんをぶら下げることにした。
今年は、秩父の観音霊場のお開帳である。
なんとか自分の足でまわりたい。
二日もあれば、一通り巡ってこれる小さな霊場なのだから。
いづれは、四国をまわりたいが、まずは近場を知らないと。
足慣らしには、昔ホームグラウンドだった三浦半島の霊場巡りが先だろうか。
いやいや、秦野にいる自転車仲間の所に、自転車を再開した旨、
報告に行こうか、
その後は野麦峠の現状を見に行きたい。
と、次々に夢が膨らむ。
まだ捕らぬタヌキので、先立つものを付けておかないと…
そう、金、暇、筋肉なのだ。
金は食事代と旅館代程度でいいからまあ何とかなる。
暇は、暮れに人が増えたから、一日二日?程度なら抜けようと思えば
期間限定で抜けられそうである。
となると、後は筋肉ということになる。
10年前に腰を壊してから、無理するとすぐに腰にきてしまうやわな体に
なってしまってから、何をするにもいつもネックとなってしまった。
そこで意を決して元旦からスクワットを時間の合間に続けている。
当初20回もやれば、ピピっと腰の筋が警笛を鳴らしていたのだが、
以前なら無視して決めた回数をこなしていた。
今回は轍を踏まないよう、無理をしないことにした。
その代わり休まないことにした。
我が腰は100回過ぎまで「いいよ」と許してくれるようになった。
80歳を越える森光子さんでさえ、100回は軽くこなすと言うのだから、
何てことない数字なのだ。
けれど、ベスト体重に自転車一台背負っている今の体を考えると、
不思議と継続することがやる気に変化してきた。
ガラスの腰を考えながら、まずは続けることに重点を置こうと思う。
さてさて、いかが相成るか・・・
またそのうち現状をご報告申し上げようと思う。
(これも励みにしようとしているのだ)