浅草の今日の空

朝は、しっかり晴れ渡り、

3時頃には雲が気持ちよくたなびき始めた。

正月になると決まってどこの観光地においても見る光景。

鎌倉でも明治神宮でも、人の集まりそうなところには
決まって、「神は愛」とどこからでも見える高い看板を持って
テープを流す。

何度も何度も流されると、潜在意識にはしっかり記憶されるんだ。
看板持ちのお兄ちゃんに聞いてみた。
「どちらの教会ですか?」

「・・・」

「何教会ですか?」

「教会はありません」

言葉のイントネーションからして日本人ではなかった。
「韓国の方ですか」

「台湾です」

「ほー台湾」

「韓国人もいるし、アフリカ人も、アメリカ人も…
あなた興味ありますか?」

早々に辞した。

各国から伝道のために来日しているのだろうか。
教会はないというのはどういうことだろう。
無教会派という運動が内村鑑三らによって過去にあったが
それっではなさそうだし、申し訳ないが得たいが知れない。

素性をきちんと出すべきではないのかなあ…