教えたげる

「おしえたげる」…横丁の与太郎の言葉尻は、
リエゾンすることで「oshiete ageru」の te+age=tageになってしまうようだ。
だから、「おしえて あげる」が「おしえたげる」と詰まってしまう。
自己解釈の江戸弁だ。

さておき、
夕方間近にかわいい職人さん候補がみえた。

ご自分で念珠を作りたいということで
房や親玉のパーツを探して、ここまで来られたのだ。

四六時中、念珠と向き合って暮らしていると
無造作に手だけが勝手に動いて、
作業をしてしまうことが多いのだが、
こうして製作の疑問点を、投げかけられると、

いい刺激になる。

使わない脳細胞が、クルクルと音を立てているのがわかる。
オーバーヒートしない程度に止めておくのがコツのように思うが
つい、余計なことまで口が滑ってしまう。

最近、自分で自分の念珠を、作る方が増えた。
しかもブレス程度のものではない。

れっきとした宗派念珠を、自分でこさえてしまおうという
信仰心あふるる、のだと思うが、
そんな方が目に付くようになった。

法具に関心を持ってくださる方は、いたってうれしい。

わがホームページにも、
そろそろ、コンテンツを増やさないとと思う。

もちろん「自作コーナー」である。
でも、あちこちで自作しだしたら…どうしよう。

…そうだ!

boo店長は、もうやめて

boo親方って呼んでもらおう。